1218 ホーカータイフーンやテンペストを艦上機に転用しようという計画は
あったのでしょうか?
ヘルにゃんこ

  1. 私が知る限り聞いたことがありませんが、ホーカー シーフューリーがテンペストやタイフーンの流れを汲んでいるので、ホーカー社の大馬力エンジン戦闘機の系譜は艦上機へ繋がっているとも言えると思います。
    Shusui

  2. 「世界の駄っ作機 番外編 蛇の目の花園」p.189〜には、「ホーカー P.1009 "シータイフーン"」という項があります。ダブルクォーテーションで囲ってあるのは、「きっとシータイフーンとか名前が付いたんだろうが」という本文に呼応してのことでしょう。
    同書に記載がある「航空省N.11/40仕様」を検索すると、
    https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Air_Ministry_specifications#1940.E2.80.931949
    の中程に、
    Hawker P.1009 "Fleet Fighter" の記載があり、
    https://en.wikipedia.org/wiki/Hawker_Typhoon にリンクし、若干の記述を発見できます。

    初代フューリーは初代ニムロッドになりましたし(操縦席後部の首当て部が盛り上がっているぐらいが大きな差で、ニムロッドのほうはフライアブル機がありますね)、
    フューリーモノプレーン発展、当初は複葉案もあったハリケーンは使い捨ても含めて艦上運用されましたから、
    三代目の艦上案も、まあ、あって当然で、それがダメでも、
    四代目がシーフューリーとなったという流れかと思います。



  3. PutnamのHawker Aircraft since 1920の450ページにP.1009の三面図と簡単な解説が載っています。基本はカードアのタイフーンIbですが、主翼スパンが延長され、後方折り畳みになっており、主脚は外側引き込み式に変更されています。
    勿論シータイフーンなんて名前は付いていません。
    三角野郎


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