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昭和24年3月に亡くなった方の遺品の中にイギリスのバルカンに似た機体が写っていて、T−42と表記された写真があったのですが、正体がわかりません。この写真が何なのか教えて下さい。 画像は画像掲示板2に貼らせていただきました。 元三 |
- バルカンを開発するため、1/3にスケールダウンしたAvro 707が作られています。少なくとも1947年には、すでに最終的にバルカンとなるAvro 698の開発が始まっており、Avro 707の仕様提示は1948年10月でした。ですからギリギリご存命のうちに初期型バルカンの外形は決まっていたかと思います。
http://www.militaryfactory.com/aircraft/detail.asp?aircraft_id=1240
http://www.aeroflight.co.uk/aircraft/types/type-details/avro-707.htm
また、エンジンの開発も1947年に始まっており、「4発、翼埋め込み、エンジンサイズはこれくらい」というところまでは1948年後半には予想できていたでしょう。
例えば風洞実験用の小さな模型であれば、ご存命のうちにこのように仕上がっていたのではないでしょうか。エンジンの前縁が1基ずつわずかに飛び出しているのも実機と異なり、左右各2本の棒を三角の板で挟んだような模型っぽさを感じます。
マイソフ
- マイソフさんどうもありがとうございます。亡くなった親戚の父親が写真が趣味だったとかで、出てきて模型ぽい(映画か雑誌か?)と思ったのですけど、何かわかりませんでした。 他に出てきたのは出征や入営の写真ばかりなので
多分戦後どっかで入手した写真だと思います。(大きさはハガキ位です。)
元三