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雷電の事実上の保険的な役割を負わされた紫電(改)ですが、局戦なのに雷電には無かった対戦闘機能力を獲得しています。これは偶々なのか、元々それともそのような要求があったのでしょうか。 つかだ |
- 昭和15年の性能標準案では、水上戦闘機の用途は、
1 敵戦闘機の撃破
2 敵攻撃機及び飛行艇撃破
とされています。
ちなみにいえば、同じ性能標準案中に、
艦上戦闘機は、
1 敵攻撃機の撃破
2 敵戦闘機の撃破
局地戦闘機は、
1 敵攻撃機及び敵飛行艇の撃破
2 敵戦闘機の撃攘
をそれぞれ用途として設定されていて、水戦が最も対戦闘機戦闘を重視された機種だったことが分かります。それゆえの強風への空戦フラップ装備であったわけです。
その強風から発展したのが紫電なのですから。
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