1181 海軍航空教範という本の航空講義の章に記載の、攻撃機の実用可能な航続距離の表について質問です。
これらの数値はおそそらく雷撃時のものなのでしょうけど、何機の編隊にて計測されたものなのでしょうか。
また直掩の戦闘機隊との集合も勘案されての数字なのでしょうか。
陸攻と艦攻が同列に扱われているので不思議に思われます。
金星ファン

  1. 条件として「航法能力を第一線部隊の招待長期のものとす」とあり、「晴天の暗夜」などの場合が挙げられていますから、戦闘機を伴わない単機の場合であると思われます。


    陸攻と艦攻(母艦発進の場合と基地発進の場合それぞれ)が同列に扱われているのは、基本的に同種の目標を攻撃に向かうことを想定しているのですから、普通のことと思います。


  2. 回答ありがとうございます。
    艦上攻撃機隊単独の攻撃が当時も考えられていたとは思われなかったので不思議に思っていました。
    すると空中集合や雷撃からの集合を含めるとこれより実用上の航続距離は減るということでしょうか。
    金星ファン

  3. たとえば零戦の航続距離なら全力30分プラス〇〇〇浬、といったような基準があればそれを知りたいのです。
    空母を攻撃する際に考慮されるのは航法のみなのか、それ以外の爆撃や雷撃の機動も含まれているのでしょうか。
    金星ファン

  4. 快晴の母艦から発進状況の場合、実用航続距離にかける「係数」が極端に低いですから、この状況では空中集合が想定されているのかもしれませんね。
    (原本を見ていないので、「5%」が誤植じゃないといいなあ、と思っております)


  5. 実際の運用からは35%ではないかという気はしますが。
    しかしそれ以上は他に文書を当たるほかなさそうですね。
    余裕力も雷撃と水平爆撃で違いそうですし。
    金星ファン

  6. 「記事」に一.航法能力ハ第一線部隊ノ小隊長機ノモノトス とあるので編隊規模は小隊でしょう。
    最も有利な条件下での5分とは小隊規模の連続離陸、発艦ならば編隊を組む時間ではなく、離陸上昇の時間と解釈して良いと思います。
    またこれらの係数をかけるベースとなる行動半径に対する実用実験の20%から30%減といった割引はそれが余裕時間に充てられるからです。余裕時間は雷撃と爆撃で大きな違いは無いと思います。
    BUN


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