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OH-1観測ヘリが高価な事はよく言われますが 生産数が少ないから高くなったのか、高いから生産数が少なくなったのか、どちらでしょうか。 まるで鶏が先か卵が先かの例えの様ですが、気になります。 250機の予定がOH-1が高いせいで…と言われますが、最初からやる気があったとは考えていません。あのままのペースだと半世紀かかっても更新は終わりません。 パンジャンドラム |
- 高いも安いも、ともかく従来タイプの地上戦を想定しての対戦車ヘリ、その支援用のヘリ、偵察ヘリは必要が無くなったからではないでしょうか。
UK
- 調達打ち切りの原因がどうこうの議論というより、値段についての質問をしたいと思って挙げました。
質問の仕方が悪かったので言い換えますと、OH-1の値段が高いのは生産機数が少ないからではないかという質問です。
OH-1が高い為に生産終了、とはよく言われますが、OH-1が生産終了した為に値段が高い、とはならないのかということです。
パンジャンドラム
- 計画段階で予定調達数分を生産することを前提に価格を決めているのでしょうから、打ち切りによって価格が高騰するというのは時系列的にあり得ないのではないですか?
調達数があまりにも少なすぎてメーカー側に看過できないほどの損失が生じたようならば、契約不履行か何かでメーカー側が補償を求めるでしょう。そして、その補償分は調達価格とは別の予算になるのではないかと・・・
おうる
- >調達数があまりにも少なすぎてメーカー側に看過できないほどの損失が生じたようならば、契約不履行か何かでメーカー側が補償を求めるでしょう。
実際、AH-64D調達中止で裁判になりましたね。
保障と調達価格は別だったと思いますが。
きっど
- 私が思ったのは
250機計画→携行対空兵器の台頭を筆頭とした状況の変化→調達のやる気をなくす→調達終了→残りの設備投資費を上乗せで補填
という流れで高騰したのは間違いでしょうか。
パンジャンドラム
- 1.生産数は関係ありません。単価は何機になろうが変わりません。単価は納入時点の契約で決まっています。
2.AH−64Dが揉めたのはライセンス料の取り扱いです。そのため国産であるOH−1では関係ありません。
3.やる気がなければ計画しませんよね?やる気が無いの意味が不明ですわね。
4.>残りの設備投資費を上乗せで補填
→また陸自が収賄なり不正契約ををしているということですか??これも意味不明です。
Tokyo-Rose
- 2.訂正
揉めたのはラインセンス料と部品代。裁判で支払いが確定したのはライセンス料とごく一部の部品代のみですね。
Tokyo-Rose
- えっと、生産ライン起こすのにお金がかかりますし、開発費とか諸々の「初期投資」がありますよね。100機生産したら100分割されて単価に上乗せとなるわけです。250分割する予定が38分割となって単価に上乗せされたんじゃないかな、と思って質問しました。でなければ、250引く38機分の初期投資は、宙に浮く形となり、そのまま川崎などの損失になります。
やる気がなかったというのはそのままの意味で、250機調達する気をなくしたからダラダラ調達していて、結局打ち切ったと。
要は本気で250機調達するつもりで発注していればこうはならなかったんじゃないかと。イメージですと、最初の50機は20-25億、次の50機は15-20億、次の50機は10-15億、とどんどん減っていく、というイメージです。
最初の高いうちに辞めちやったせいだろうと思っているのですが、これは間違っているかどうか知りたくて挙げました。
パンジャンドラム
- 分かりやすい例がオスプレイです。いずも型が三隻建造できる価格で調達したわけですが、あれは周辺機器や予備部品を一括して購入した為に値段が上がりました。オスプレイは輸入なので保守整備の為に整備用品や予備部品などを先に確保しますが、OH-1はその代わりに開発費やら設備投資費やらに置き換えて考えると分かりやすいです。初期ロットは高めに出てしまうというだけではないかということです。しかも途中から意欲を無くしたのか年間1〜2機にペースダウンしたせいで、よりOH-1に不利な状況に陥ったのではないでしょうか。
パンジャンドラム
- すみません、よく読んだら解決しました。
値段は同じ値段で決まっているのですね。失礼しました。
パンジャンドラム
- あ〜なるほど、補填というのは資本回収という意味だったのですね。
ちょっと5の書き方だと契約外の補填ということを意味しておりますので、いわゆる預かり金で解決となる流れですの。勿論、預かり金は違法行為で過去にも防衛省で不正利用により問題となっているのはご承知かと思います。
こちらこそ、ちょっとキツイ物言いになってしまい、申し訳ございませんでした。
Tokyo-Rose