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いつもお世話になっております。 Yak-1などのように、雪原での離着陸のため降着装置をスキーに変更したタイプのものがありますよね。 (1)着陸時どのような方法でブレーキをかけていたのでしょうか。 (2)着陸時そのまま滑って行ってオーバーランした、といった事故が起きた事はあるのでしょうか。 ご存知の方がおられましたら、ご回答宜しくお願いいたします。 たーぼふぁん |
- はじめまして。拙いですが回答させていただきます。
「陸軍実験戦闘機隊」の記述から見るに、積もったままの雪は抵抗がとても大きく、深さにもよりますがすぐに行き足が止まるのではないかと。
ただ、上記は日本陸軍の場合で、海軍は圧雪機なる機械で雪を固める(これも上記書)そうなので、条件は全く異なってくるでしょう。
さらに上記書では、軽金属製の橇はどうもよくなかったようで、木製橇にセルロイドをワックス代わりに貼り付けたものが一番よかったそうです。
雪国に住む私の個人的な感想ですが、スキー板にもワックスを塗らなければ滑りがかなり悪いのと一緒で、固められていない雪ならそんなに心配しなくてもいいのでは、と思います。
ただ、フィンランドの氷結湖上の臨時飛行場のようなものでは全く条件が違うでしょうねぇ・・・
確か、フォッカーD21の固定脚を金属製の橇に換えて使ってましたね。
以上、あまり役に立たない回答で申し訳ないです。(汗
R&R
- 少し書き落としがあったので・・・
雪橇をつけての離陸は滑走距離が長くなったそうです。車輪と滑走路よりも橇と雪のほうが抵抗が大きくなるのはうなずける話です。
逆に着陸のときは滑走距離が縮まったそうです。上記と逆を考えればこれも納得できます。
ただし、車輪ほど自由にステアリングできない(無理すると折れる)ので、その点は気をつけねばならないでしょう。
なんだか、たーぼふぁんさんが望んでいるのとは別方向に行きかけている気が・・・(汗
この辺で終了させていただきます。
R&R
- R&Rさま
はじめまして。
なるほどです。ブレーキなどは、特に必要ではなかったのですね。
もっと滑っていくものだと想像していましたが、私はとんだ勘違いをしてしまっていたようですね。
とても詳しく解説していただきまして、どうもありがとうございました。
たーぼふぁん
- ski plane landingで動画検索をしてみると、存外に早く停止しているようですね。
hush
- hushさま
そのようですね。
整備されていない雪山に着陸している動画もあり、驚きました。
教えていただきまして、どうもありがとうございました。
たーぼふぁん