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キ61飛燕(三式戦)の取扱説明書、又はそれに類する資料についての質問です。 現在、飛燕の降下限界速度について調べており、これについては過去スレにあるように丸メカや世界の傑作機シリーズで確認できるように850km/hと設定されていた可能性が非常に高いと思っています。 しかし、いずれも二次的な資料であって一次資料の確認についてはまだ私はできていません。 イラストレーターの鈴木幸雄氏が取扱説明書を保管しており、日本航空協会がそのデータを所持していることまでは突き止めましたがそれそのものの画像やデータを確認できていません。 Wikipediaの議論ページにおける航続距離に関する議論からの情報によりますと「精密図面を読む10 101,107頁」に陸軍航空審査部三式戦闘機取扱法が一時資料になったという記述があるのですが、この書籍に降下制限速度に関する引用や記述はありますか? もし所持している方がいらっしゃいましたら教えて下さい。 絶版図書なので入手できていません。 精密図面10には飛燕、飛燕II型、五式戦が収録されているので、できればそちらのほうが良いのですが精密図面1にも飛燕I型乙が収録されているようです。 こちらに関しては現在取り寄せている最中ですが、やはり10のほうが収録されている機体が多いので記述されている可能性は高いと踏んでいます。 そのほかにも、取扱説明書における効果制限速度に関する記述を引用してある資料をご存知の方がいたら教えて下さい。 よろしくお願いします。 キロクイチ |
- 取扱法ではなく、キ61操縦法なら読んだことが有りますが、
操縦法における急降下制限速度は700km/hです。
もっとも、これは飛燕に当初搭載された98式速度計が700km/h止まりだったことに所以するとは思います。
P-kun
- 大変貴重な体験を教えていただきありがとうございます。
どこで、又はどの書籍で読んだか覚えていらっしゃいますか?大変興味深いです。
98式速度計に関しては最高速度700km/hから750km/hまで諸説あると聞きましたが、P-kunさんのお話を聞く限り700km/hが有力だと感じました。
大変参考になるエピソードです。
しかし、多くの書籍において850km/hが降下限界速度であるとされているのにも根拠となる一次資料があるように思います。
後に三式速度計に換装されたとすれば派生型やII型での試験において数値が更新されている可能性は高いと思うのですが、いかがでしょうか。
もしよろしければ推察でかまいませんのでP-kunさんのご意見を頂けませんか?
キロクイチ
- キ61操縦法は恵比寿の防衛省防衛研究所にあります。
一般の方でも閲覧可能です。
850km/hというのは、丸メカで設計者の土井さん本人が書かれていることから、
おそらく計算上でという話ではないでしょうか?
それと併せて実際に登場されたパイロットの方々も
ほぼ同様の所見を述べていることから土井さんの話を裏付けている、
といった事だと思いますので、
どこのマニュアルに載っていたという話ではないと類推します。
P-kun
- 失礼、
登場→搭乗
です。
P-kun
- >>P-kunさん
返答ありがとうございます。恵比寿からそう離れていない場所に住んでいるので、時間を見つけて閲覧に行こうと思います。
なるほど。つまり850km/hという数値については700km/hでは針が振り切れてしまうという結果と、土井さんの記述、及びパイロットの証言から推定されたものであるというご意見ですね。
飛燕の後期型や五式戦に関する資料の多くが現存していないと思われる以上、それらから推察する数値が頼りになりますね。
そうなると、現存する一次資料で飛燕の降下限界速度の具体的な数値について700km/hという記録までしか無いので公平に見るとそれが公式記録となってしまうのかもしれませんね。
キロクイチ
- 参考までに。飛燕のパイロットの手記に千キロまでの速度計のついた機体があったという記述があった事を思い出したのですが、その人物が誰なのか思い出せません。
j7w3
- そみません。a&q4124に回答ありました。無駄な紙面を使って済みません。
j7w3