1148 初質問です。宜しくお願いします。

帝国陸軍機の防弾について

@陸軍の戦闘機や爆撃機はセルフシーリングタンクと防弾装甲を装備していますよね。そこで気になるのですが、自動消火装置の採用には消極的に思われるのですが、自動消火装置を搭載した機体はありましたか。
A鍾馗の13mm防弾装甲がAN-M2の射出する12.7mm弾に対して無力だと米軍に鹵獲されて評価されたらしいですが、隼も飛燕も疾風も13mm装甲ですよね。ということは帝国陸軍機の装甲は12.7mm機銃には無力なのでしょうか。飛龍のでさえも無力なのでしょうか。普通、13mmも装甲があれば無力なはずが無いと思いますが…。
パンジャンドラム

  1. あと、ややこしい事にAN-M2はHS404の方にも同じ名前が付けられてます。鹵獲機の調査において、ノットとマイルを取り違えて書く様な雑な資料もあったぐらいです。レポートの記載者がAN-M2を取り違えて書いていた可能性もあるので
    出来れば二式戦闘機以外のがあればお願いします。
    パンジャンドラム

  2. 過去ログです
    http://www.warbirds.jp/ansq/12/A2003064.html
    http://www.warbirds.jp/ansq/12/A2003265.html
    http://www.warbirds.jp/ansq/12/A2003619.html

    無力とは言い切れないと思います。
    超音速

  3. ありがとうございます。しかし、陸軍機の自動消火装置はなかなか見当たりませんね。やはり装備されていないのでしょうか。あと、F6Fの13mm装甲が角度によっては20mm弾をはじく事さえ出来るのに、隼などの13mm装甲はAN-M2に抜かれてしまう…。装甲の材質に劣るのでしょうか。日本陸軍が行った調査とかはありますか。せめてホ103ぐらいなら完全に防ぎますか。
    パンジャンドラム

  4. キ67飛龍は消火装置が備えられていました。
    http://www.warbirds.jp/ansq/12/A2003659.html
    世傑で確認したところ、16号機以降に燃料タンク防弾・防火・消火装置が装備されたということです。

    超音速

  5. 超音速さん、ありがとうございます。下面のみインテグラルタンクだとは。知りませんでした。しかし、飛龍は胴体タンクがめちゃくちゃ大きかったそうなので、主翼タンクは増槽程度に考えていたのでしょうね。世界の傑作機飛龍は今手元に無いのですが、ところで気になりなるのが16機以降は、というのは、当初は防弾が考慮されていなかった、という過去ログの書き込みは本当だったのですね。飛龍の防弾タンクは陸攻や銀河の高性能スポンジゴムと同じものですか?
    パンジャンドラム

  6. キ六十七の16号機というのは増加試作機のことです。
    実用化に向けた艤装実験の一環として防弾装備の実験がこの機体で行われています。
    乗員及び酸素缶防弾実験機(防弾鋼鈑、防弾ガラス)胴体燃料槽ゴム被覆 翼内燃料槽窒素ガス吹込が試されています。

    さらに量産機の中から188号機を抽出して自動窒素消化装置装備の実験機とされています。

    実用機での防弾ガラスの装備前方のものが200号機から、後上方のものが209号機から始まっています。

    このように、新型の防弾装備が漸進的に付け加えられていっているのです。


  7. 片さん、ありがとうございます。四式重爆が防御をしていて安心しました。装甲は疾風と同じ13mmでしょうか。また、胴体タンクは12.7mm機銃を防げますか?
    パンジャンドラム

  8. ちょと違う話になるかも?ですが、10mmの装甲鋼鈑なら80mから100mの距離なら7.7mmクラスの弾なら直角に当たれば、ぬけると聞いています。
    最大貫通力の距離なら13mmクラスなら13mmの装甲鋼鈑でも直角に当たれば、当然ぬけると思います。
    条件しだいではないでしょうか?


    青江

  9. http://www.warbirds.jp/ansq/41/D2001339.html
    12.7mm弾は、だいたい100mで20mm装甲板を、500mで13mm板を貫徹できます。
    ただし13mm防弾板なら世界的にも標準レベルですし、直角に当たるようなことはほとんどないと思いますので、やはり無力ではないと考えます。
    超音速


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