こういう比べ方ならいかがでしょうか？

B-17G　 4800馬力　最大離陸重量29700kg
B-29　　8800馬力　最大離陸重量60560kg
A-1 2700馬力　最大離陸重量11340kg
片

片様は馬力荷重に注目するのがよいと回答されているわけです。
スカイレーダーの馬力荷重はP-47Dサンダーボルトのそれとほぼ同じか、少し低い値となります。
翼面荷重はスカイレーダーのほうが少し大きくなりますが、同機の主翼は高速性能を捨てて大きな揚力係数を目指した設計となっております。
おそらくプロペラも低速での効率を重視した設定となっていると思います。
よって離陸性能はP-47などと比較してそれほど劣らないでしょう。
爆弾を満載すれば速度・運動性が低下するのは他の戦闘機でも同じことです。
超音速

馬力荷重ということもありますが、それぞれの爆弾搭載量が機体全体の重量の中でどのような割合を占めているのか、というところにも注目していただければ。
片

コルセアの地上攻撃型ＡＵ−１の最大搭載量は8,200ポンドですから異常なまでに大きいとは言えません。
Ｂ−１７やＢ−２４は航続距離、高高度性能を重視しているので、英国の４発重爆に比べ最大搭載量は半分程です。

それと、誤解の無いよう補足しておきますが、重量増加はそれほど速度には影響しません。速度に一番影響するのは正面投影面積と抵抗です。スカイレーダは爆弾倉がないので爆弾を搭載すればその分、投影面積と抵抗は増えるので速度は落ちます。
三角野郎

それから、B-17の爆弾最大搭載量は増加試作機の段階でこそ3600kgですが、この頃は930馬力4発です。
B-17Gくらいになると8000kg程度にまでなっていることにもご注意下さい。
片

回答ありがとうございます。

超音速さんのご指摘で「スカイレーダーの馬力荷重はP-47Dサンダーボルトのそれとほぼ同じか、少し低い値となります。」とありますが、
Ｐ−４７やＡ−１の性能諸元を見ていた時に馬力荷重はそれぞれどのようかと疑問に思い自分で計算してみたときに
「Ｐ−４７とＡ−１で馬力荷重にあまり差がない。それなのに2トンも爆装量に差があるのはなぜ？」と不思議に思って質問させてもらいました。

＞コルセアの地上攻撃型ＡＵ−１の最大搭載量は8,200ポンドですから異常なまでに大きいとは言えません

単発レシプロの爆弾搭載量最大の機体はA-1だと思ってました。
スカイレイダー以上の重爆装機体があるとは驚きです。
おでんでん

P-47とA-1という単発機同士での比較なら、翼面積を見てみればよいです。
　P-47 27.87�u
　A-1 37.19�u
A-1の方が少しどころではなくずっと翼面積が大きくて重い重量を支えられるようになっており、そのかわりに低速です。
　P-47 713km/h
　A-1 518km/h
超音速さんが「大きな揚力係数を目指した設計」と書かれたとおりなのです。
片

>7　
単発レシプロの爆弾搭載量最大の機体はA-1だと思ってました

In service the Mauler earned the nickname "Able Mable" because of its remarkable load-carrying ability, once lifting 10,648 pounds (4,830 kg) of ordnance (three 2,200-pound (998 kg) torpedoes, a dozen 250-pound bombs plus its 20 mm guns and their ammunition) on 30 March 1949, perhaps the heaviest load ever carried by a single-engine, piston-powered aircraft.
通行人

>>8
まさに恐るべきモンスターですね。
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:AM-1s_armed.jpg
みいつ