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初めて質問をする者です。 プラモデルを作っていてふと疑問に思ったのですが、F-2やラファールなど最新の戦闘機のHUDは緑色に強く反射していますよね? 逆にF-15CやF-16などのHUDはただの透明な板にみえます。 この違いは何なのでしょうか オーキド |
- 実は、正に同じ質問とそれに対する答えが『Yahoo!知恵袋』に掲載されていましたので、転載しておきます。
【参照先:戦闘機のHUDの色はなぜ緑色なのですか?】
ttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1232277637
参照先のベストアンサーによると、最新の戦闘機用HUDには光の浸透率を下げる事で、HUDのシンボル、文字等を効率的に見えやすくする為に「ホログラム素子」と言う素材が使われているので、角度によっては緑色に見える場合があるそうです。
瀬戸の住人
- 回答ありがとうございます(^^ゞ
大変参考になりました。また機会があればよろしくお願いします!
オーキド
- ラファールが世に出たときに、あんなに明るく緑色に光っていたら、ロービジもステルスも関係なく、直ぐに見つけられて撃墜されるとの厳しい批判が、いわゆる軍事評論家達からでましたが、その後のコメントは存じません。
本題ですが、上記ベストアンサーを幾ら読んでも、私には全く理解できません。このHUDやHMDの技術は、カーナビやプロジェクターやウエラブルなど、民生機器でも熾烈に開発競争していますので、公表されていない技術も多いと思います。そのうち、戦闘機のHUDがCOTSの時代がくるかもしれません。
しかし、コンバイナーにホログラム素子をはさんだら、色が緑にかわるが、目立たないという説明は、さっぱり理解できません。最近はコンバイナーを凹面鏡にしたり、カラー光源を小型軽量低出力のレーザーから、DLP, LCD,LCoSなどへと、広く試されていますが、ホログラム素子なる物は、位相シフトデジタルホログラフィーのレンズ系内に使われているはずです。たぶん、フレネル型コンバイナーと混同されていませんでしょうか?
通行人
- 私もベストアンサーは理解不能でした。
というか、たぶん間違ってる。
(一応、ホログラムヘッドアップディスプレイの試作品が
勤務先にあったため、ほんの少しだけ勉強したことがかあります)
ホログラムは透過率をどうこうするものではないですよね。
昔、ホログラムサイトのeotech 551を使ったことがありますが、
下のURLのような見え方になります。
空中に絵や字が描かれたように見えます。
http://gungineer.matrix.jp/optics/dot/eotech/551/551.htm
似非ハンター
- 通行人様&似非ハンター様、書き込みありがとうございます。
どうも、1で挙げたベストアンサーの内容は誤りであると言う結論になっていますね。
私もHUDに精通している訳ではないので、色々ググってみましたが、上手く解説している所は無い様です。
ただ、あるブログにて、この様な記述が見付かりました。
「(前略)そこで登場したのがレンズの代わりに曲面のコンバイナーを持つ HUD で、光軸を折り曲げて 30°かそれ以上の IFOV を可能にした。このコンバイナーは 2枚のガラスの間に感光ゼラチン膜をはさんであり、ゼラチンにはレーザーホログラフィーによって回折格子が焼きつけてある。このような HUD を回折型 HUD(Diffractive optics HUD)あるいはホログラフィック HUD と呼ぶ。ホログラフィーは特定の波長だけを反射するので、コンバイナーは外光の 85% を通し、なおかつ CRT の光の 80% を反射可能で、D-HUD の視野はずっと明るくなる。」
「」内は酣燈社刊 「航空情報別冊 最新航空用語 150」 P163 ヘッドアップ・ディスプレイの項より引用。
(引用部内注釈) IFOV = 瞬間視野(instantaneous field of vision)
(以上、引用終わり)
以上の引用文から、ホログラフィーあるいはコンバイナーから反射された光の具合によって、コンバイナーが緑色に見えるのではないでしょうか。
しかし、これだと通行人様や似非ハンター様の主張する「ホログラフィーは光の透過率をどうこうするものではない」と言う意見と矛盾しますので、依然謎が残ります。
もちろん、以上の記述については推測ですので、異論があれば是非書き込んでください。
【参照したブログはこちら。かなり下の方にある文章なので注意】ttp://nospecimen.cdx.jp/airfes/A0408.html
瀬戸の住人