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100式司令部偵察機の642km/hが陸軍の量産型最速とのことなんですがこの速度は他の航空機と比べた場合速いんでしょうか遅いんでしょうか? 高度や何を積むかによって速度にだいぶ差がつくはずですが、この記録がどのような条件のものなのか、 似たような条件で他の機体の場合どうなるのかがわからなかったため質問させていただきました。 セボン |
- 最高水平速度の計測はその機体ごとに高度が指定され、機種ごとに装備の状態も変わってきます。
新司偵各型の場合でも最高速度が記録されたのは必ずしも発動機の第二速全開高度といった明快な基準がある高度ではありません。
戦闘機と速度を比較するにしても最高速度時速642q/hのIII型はそもそもが非武装です。
金星ファン
- 誤解を招きそうなので訂正。
最高速度は計測される高度は予め決まるものではなく機種ごとに変わります。
III型の最大速度が計測された高度6000mでの記録では四式戦乙型が660q/hを出したという記録があります。
四式戦乙型は数百期単位で量産されているようですが、果たして武装の条件が試作機と同様であったかはわかりません。翼の武装が廃止されていればそれだけ高速だった可能性もあると思います。
新司偵が速かったかというと、陸軍機でこれを代替できる機体はついに配備されていません。IV型も過給機の改良で良しとされ発動機の換装は求められていません。
それで新司偵を更新する新型司令部偵察機のアテがあったわけでもありません。
金星ファン
- 同じような翼面積で同じような発動機を装備した二式複座戦闘機の系統と比較すると良いでしょう。同じようにハ一〇二、ハ一一二を装備しても戦闘機として用いないで済む分だけ数%速いことがわかります。妥当なところでしょう。
BUN
- なるほど高度6000mではまあ普通と
追加で質問なのですが
速度測定は高度を1000m区切りで切って測定を行うようなものだと思うのですが、100式司令部偵察機や他の機種の場合この時描かれる高度-速度曲線はどのような形になったのでしょうか?
高度3000mや10000mでも他の機体を上回る速度が出せたのでしょうか?
セボン