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日野自動車のミュージアム「21世紀センター」へ展示してある「光」エンジンを見てきました。カットモデルなのでヘッド回りの構造がよくわかったのですが、シリンダーヘッドは鋳鉄ワンピースのシリンダーに切られたおネジに「ねじ込まれている」ことがわかりました。 ・なぜ、この構造でシリンダーが必ず「正面を向く」のでしょうか。ひょっとして、シリンダーにヘッドをねじ込んでからシリンダーのボルト穴加工をしたのでしょうか。 ・上記が正しい場合、一度ねじ込んだヘッドは二度と外さないのでしょうか。いったん外して締めこみ直すだけで、角度が変わりそうです。なお、ロックナットのような回り止めのような構造は見つけられませんでした。 ・バルブすりあわせなども、シリンダーとヘッドが一体化したまま行うのでしょうか。シート面を覗き込むだけでも大変そうです。わちさんぺい氏の「空のよもやま物語」では、確かにシリンダーとヘッドをくっつけたまま取り外しているイラストがありましたが・・・ なお、バルブシートも「ネジ込み式」のように見受けられました。どうやって回すのでしょう・・・ ご教授頂ければ幸いです。なにとぞよろしくお願いいたします。 たろ |
- 焼き嵌めでググってください
SUDO
- SUDOさん、ありがとうございます。
・なぜ、この構造でシリンダーが必ず「正面を向く」のでしょうか。
→焼嵌めなので、ヘッドを加熱していい位置で冷やすとその状態で固定される。
・上記が正しい場合、一度ねじ込んだヘッドは二度と外さないのでしょうか。
→焼けば抜ける。
・バルブすりあわせなども、シリンダーとヘッドが一体化したまま行うのでしょうか。
→焼いて抜いてすり合わせてまた焼いてはめて冷やす、とやっていた可能性がある。
ということですね。
たろ