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翼内機銃、機関砲のボルトのチャージはどうやって行うのでしょう? 例えば零戦や一式戦の胴体機銃は搭乗員が手動で行えますが、九七戦のエンジンの下のほうの隙間から出ているのや主翼に着いているものは長いテコの操作子のようなものがないと引けません。 油圧や電動でやっていたのでしょうか? f2 |
- とりあえず、ここに参考になることが書いてあります。
http://www.warbirds.jp/kunimoto/type51/yuatusoten.htm
九七戦の場合は、機銃の機関部が操縦者の足元に位置し、ロッドで操作されていました。
片
- 13o級までは油圧装填が実現していますが、99式20oの油圧装填はどうにもならず、空気装填から索装填という応急的な手法でその場をしのぎ、地上での手動装填へと移行しています。
BUN
- >13o級までは油圧装填が実現していますが、〜地上での手動装填へと移行しています。
ということは、13mmまでは弾詰まり等が発生した場合、機上操作で解決できる可能性が有るが、20mm以上では帰還するまでお手上げということでしょうか?
きっど
- いつもありがとうございます。 やはり圧をかけて装填する装置が機種によってあったりなかったりしたわけですね。 この手の機関銃はオープンボルトで弾倉式やベルト給弾式なわけですが、ボルトの後退不良で排莢できずに薬室内に残ったり中途半端に挟まってジャムった状態を想定すれば遠隔操作で解決できないことも多々あったんではないかと思います。 直接人間の手でやり直さないとだめなのなら離陸前に手動装填するだけで、飛行中にトラブったらもうあきらめる。 自然とそういうふうになっていったという感じでしょうか?
f2
- 九九式二十粍機銃の装填機構は作動が不確実な空気装填から油圧装填に移行するはずだったのですが、この装置がトラブル続きで中止されてしまいます。
索装填とは応急的にワイヤーでボルトを後退させる荒っぽいやり方で、現場での工夫から生まれた応急策です。
昭和十九年には固定機銃はすべて油圧装填になるはずだったのですが、結局終戦までエリコン式の20mm機銃は油圧装填化できなかったのです。取扱説明書などには油圧装填式との記載があるものが見られますが実際には殆ど搭載されていません。
BUN
- ありがとうございました。
f2