476 AH-56シャイアンが出てから、40年以上経ちますが
コンパウンドヘリは、シコルスキーX2、パイアセッキ等
試作以上には、進んでおりません。
コンパウンドヘリの実用化に向けての技術的な障害とは
どんなのがあるのでしょうか?
まさのり

  1. 単純に考えれば機構が複雑になることで故障の危険性が高くなるのと、製造・整備コストが高くなることでしょう。まあ欠点を最小限にするべく努力してるんでしょうけども。あとは高コスト高リスクを忍んだうえでの需要(特に民需)がどれだけあるかどうかですかね。
    ttp://members2.jcom.home.ne.jp/nishikawaw/x3paris11.html
    こんなのもありますよ。この形態だと明らかにキャビン乗降とホイスト作業に支障がありますね。
    あと固定翼のついたヘリは巡航効率が良い反面、固定翼にダウンウォッシュが当たってホバリング〜低速時の効率が下がるのが欠点でしょうね。
    超音速複葉機

  2. 追加です。
    1.で否定的に書いたけどティルトローターにはない特長もあるので需要自体は必ずあるとも思います。
    超音速複葉機

  3. 質問330に答がありますが、要は「水平高速飛行時にローターが抵抗源になる」のです。ティルトが実用化された今コンパウンドに対する需要がどこにあるのかはわかりません。
    V-22

  4. 超音速複葉機さん、V-22さん、解答ありがとうございます。
    質問330の解答を読めば、あらかたのことは、わかりますね。
    しかし、そうなるとシコルスキーやユーロコプターやパイアセッキ
    のやってることは、割りに合わないようなきがするんですが?

    まさのり

  5. V-22が事故続きだったころは別の可能性も追求も必要だったということだと思います。V-22が実用化した現在まさに割りに会わない状況になって
    実用化のスケジュールもまるで聞こえてきません。
    V-22

  6. ≫V-22が実用化した現在まさに割りに会わない状況になって実用化のスケジュールもまるで聞こえてきません。
    米陸軍に提案中のシコルスキーS-92レイダーは2014年には初飛行可能とされています(採用されるかはまだ不明)。
    V-22が軍用で実用性を証明しBA609も受注を得たように、コンパウンドヘリも軍用で実績を積めば民需もついてくるでしょう。
    ティルトローターは総重量の割りにペイロードが少なくエンジンは巨大で、全幅は非常に広いという宿命もあります。ティルトローターが成功したからコンパウンドヘリはいらないと単純に言い切ることはできません。
    超音速複葉機

  7. コンパウンドが実績を積めばってどこで積むの?






    コンパウンドが実績を積めばね。どこでどう積むの
    V-22

  8. 書き込みミス失礼、でもシコルスキーS-92レイダーってコンパウンドでしたっけ?
    V-22

  9. ≫6.
    こちらも書き込みミスです。レイダーは「S-97」でした。
    超音速複葉機

  10. S-97 Raider はコンパウンドより航空330に合った選択肢のうちの
    二重反転ペラに重きを置いた機体のように思います。デモビデオでも
    水平高速速度よりむしろ機動性とかに重点を置いたPRをしてますし。
    今後どう化けるかは興味深いところではありますが。
    V-22&しみじみ

  11. ≫二重反転ペラ→二重反転ローターのことですよね?
    まあまさに仰る通りであります。どちらかというとシコルスキーは性能重視で軍用官用を優先し、ユーロコプターは航続距離と高速巡航・コスト上昇のベストバランスを目指すということで民間用を意識しているようですね。
    1でユーロコプターX3の問題点を書いたけど、機体後部にカーゴドアを設けた輸送ヘリなら問題も少なく、ちゃんと実際にそのような機体の構想もあるみたいです。
    超音速複葉機

  12. そうですね2重反転ローターです。
    ロシアのカモフが使いこなしてる技術ですがカモフしかできなかった技術でもあるます。
    ティルトと水平高速性能を競い合っても仕方ないのでもう少し小型の機体でベストバランスを目指す方向に行くんでしょう。単に高速ねらうなら小型ターボファンでも積めば良さそうですが、そこまでする気は無いようですし。
    V-22

  13. >12.

    あれ、S-72は二重反転ローターでこそないけれど、Xウィングの研究機としてターボファンを抱えてましたね。
    http://www.militaryphotos.net/forums/showthread.php?146223-NASA-Sikorsky-S-72-RSRA-(MV-22-Alternative-)

    それと、S-69からエンエンと続いてる二重反転ローター研究機では、1982年ころに胴体両側面にターボジェット(J-60)を1機づつ付けて試験してます。
    http://www.aviastar.org/helicopters_eng/sik_s-69.php

    今じゃ、シコルスキーX-2に発展してますね。コイツも推進ペラ付けてます。
    http://www.sorae.jp/031199/4072.html
    TOSHI!!

  14. >>13
    発展系がターボジェット(ファン)から推進ペラになったことが
    方向性の変化かと。
    V-22(しみじみ)


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