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もしも、AXHe1に倣って、栄21・零戦32型の主翼が鍾馗並み15uとしたら、どんな性能の局戦になってたんでしょうか? AXHe1 |
- 質問自体には回答できませんが、試作発注前の研究段階で航空本部が三菱、中島の両社に計算させた数値が残っています。
そこで中島は栄発動機搭載で18uにすると300ノットになると回答しています。
そんな速度に振った「艦上戦闘機」も検討対象だった訳です。
BUN
- BUNさん、さっそくの回答ありがとうございます。
追加質問ですが、その中島の航空本部への回答は、栄12前提での試算なのか、栄21前提の試算なのか、どちらなのか分かりますか?
「艦上戦闘機」である以上、離陸距離はせいぜい100m以内の計算だったわけですね。
AXHe1
- 昭和12年ですから栄11型相当での試算です。
そして100mの滑走では史実の零戦でも離陸できません。
十二試艦戦の計画要求にある合成風速12m/s時の離艦距離ならば70m以内です。
BUN
- 栄1xで、零戦32並みの速度が出せる、という試算結果なのですね?
その栄11相当/主翼18uの12試艦戦の計算値の中に、上昇力(6000m上昇時間)とかの記録は残っていませんか?
AXHe1
- ありません。
BUN
- BUNさん、ありがとうございました。
栄11で300ノットを出せる機体って、高度何メートルでその速度を出す計算だったんでしょうね? 公称980psが3000mのエンジンだから、3000〜4000mぐらいだろうと予想しています。
空気密度が更に薄い6000mで970psを絞り出す栄21に積み替えていたら、320ノットぐらいはラクに出せそうな感じがしますし、雷電や彩雲の代替機になりえそうな「ポテンシャルを感じた」次第でした。
この手の試算は、架空機のアイデアをいろいろと検証した、SUDOさんとかの得意分野だとは思いますが。
AXHe1
- Me109Fが16.2m2なんでそれ程度の翼面加重ってことなら、Me109並なんでしょうね。スラットがついてないので空戦にはかなり困ったでしょうね。
wittman