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航空機の開発史上で、水平・垂直尾翼まで可変翼にしてみよう、という案はなかったのですか? バツ |
- 質問が漠然としているのでどういう意味なのかよくわかりませんが、後退角を変化する、という意味でしょうか。水平尾翼に関してはよくわかりませんが、垂直尾翼の後退角を変化させる試みでは、アメリカのロッキード社の試作ジェット戦闘機、XF-90がこの仕組みを取り入れています。ただ、主翼のそれのように最適な速度を出すために変化するのではなく、トリム調節のために使われたとか。
さとう
- はじめまして。
水平尾翼に関しては、デルタ翼にして水平尾翼を無くす方向に向かったようです。
45おっさん
- 知識・言葉足らずですいませんでした。さとうさんの言われるとおりで、最適な速度を出すために水平・垂直尾翼の後退角を変化させるという考えは無かったのか、ということです。労多くして功少なし、とは思いますが。
バツ
- ご質問の趣旨からは外れるかも知れませんが、ビーチクラフトのスターシップではカナードが可変後退角になっていますね。トリム調節のためのようですが。
あと補足ですが、XF-90の垂直尾翼の可変方式は、後にロッキードが作ったC-140ビジネス機で実用になっています。水平尾翼を垂直尾翼ごと動かして、水平尾翼の取付角を変更し、トリムを行うという特異な発想です。
便利少尉
- ありがとうございました。珍機・駄作機と言われるだけでしょうね。
バツ