419  第一次世界大戦中の戦闘機に搭載された火器について質問します。英独はともに自国の陸軍が装備していた機関銃を搭載したと認識しています。そして、それは妥当な判断だったと思います。
 ところが、フランスはイギリスの機関銃を搭載したようです。なぜ、自国フランスの陸軍が装備していた機関銃を搭載しなかったのでしょうか。また、その後の改良型も作られたと思いますが、それもイギリス軍のものをそのまま使用したのでしょうか、それとも独自の改良を行ったのでしょうか。

二一斎

  1. ちょっと調べただけなんでアレですが・・・

    第一次世界大戦中のフランス陸軍に配備されていた代表的な機関銃はサン=テティエンヌMle1907とホッチキスMle1914機関銃です。

    サン=テティエンヌMle1907は国営工廠が生産してて陸軍中に優先的に配備されていたがジャミングしやすく、部品数もホッチキスの2倍あって整備性も悪く前線の兵士からは評判が悪かったようで、1917年7月位から前線から引き上げしだします。と言う事で航空機には不向きのようです。ちなみに給弾は25発保弾板で1916年から300発布ベルトです。

    ホッチキスMle1914は陸軍兵器としては問題無さそうですが給弾が24発保弾板なので航空用としては不向き。また250発非分離メタルリンクが採用されるのは1917年からですが、フランスの代表的戦闘機ニューポール17やスパッド7が配備されたのは1916年なので少し遅かった感があります。更に陸軍で1917年から問題児サン=テティエンヌMle1907からホッチキスMle1914への転換が始まって航空機への配備どころでは無かったのかも。

    ちなみに、フランス製機関銃がまったく装備されなかったという訳でもなくホッチキス機関銃がモラーヌ・ソルニエに搭載された例もありますが
    http://www.ctie.monash.edu.au/hargrave/images/morane_deflector_500.jpg
    ↑こんな感じになっちゃうので、ちょっと大変そうですね。
    jas1

  2. 武器、装備全般を担当する4番会議室に投稿した方が良かったかも知れません。
    にも。


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