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F-117は退役しましたが、B-1Bが退役しないのはなぜですか。存在理由がよくわからないのですが、教えていただけないでしょうか。 開戦直後の戦略爆撃はB-2ですよね。ウィキペディアのB-2の記事には「緊急近接航空支援任務」と書かれていましたが、CASはB-52でもできますよね。B-1Bはどうも帯に短したすきに長しという感があるのですが。F-117ではなくB-1のほうを退役させえた方が良かったのではないでしょうか。 あとは核爆撃機として残しておきたかった、という理由も考えましたが、今更核のトライアドでもあるまいし……。 tan |
- 今のB-1やB-52は搭載量の非常に大きい飛行機として存続しております。確かに今のB-1に求められる任務はB-52でも可能ですが、B-1のほうが多少は有利に同様の任務をこなせますし、機体の寿命も残ってます。つまりB-1は多少速くて性能の良いB-52として使われるのです。
F-117は重防御された要地に向かうには適した飛行機ですが、搭載量や航続力が小さく、そのままでは核爆撃機の代替にはなりません。ですから重防御された要地に向かう核爆撃機としてB-2が作られたわけです。
B-2の登場や核軍縮でB-1は核爆撃機としてはお役ごめんになったので、B-52がやってた仕事に回ることになったのですが、F-117はそういった仕事にも向いてないので使い道が無いので捨てられたのです。
SUDO
- SUDO先生の後に、素人が失礼します。
確かにoperation desert stormまでは、
B-1Bは一切実戦に出撃しておりませんが、
OEF/OIFでの「sorty/派遣機数」や、
「ペイロード総重量/派遣機数」を、
他の機種と比較していただければ、
もっともよく働いたヒコーキの一つだと
簡単に理解できると思います。
豪腕少年タイフーン
- 諸先生方に回答を頂いて恐縮です。SUDO様の回答で幾何の問題で補助線を引いて頂いた気分です。これから豪腕少年タイフーン様の示唆について、自分で勉強してみます。
回答をどうもありがとうございました。
tan
- ちなみに、イラク戦争時には、Time Sensitive Target攻撃用にB-1Bが指定され、空中待機しています。それは上記のような目標を攻撃する際には高速力が必要と判断されたからですね。
もとまっく