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WW2における航空機用の5インチロケット弾や3式噴進弾などのスペック(重量・初速・射程など)が知りたいのですが、 資料が載ってるサイト等ありましたら教えていただけないでしょうか? ゼロ |
- http://www.designation-systems.net/dusrm/app4/5in-rockets.html
5インチのほうはここでよいかな
SUDO
- 三式噴進弾のスペックが出てるサイトは知らないので、日本海軍火薬史から。
三式噴進弾一型
完備重量370kg 燃焼秒時3.38秒 平均推力2700kg 250kg爆弾を飛ばす
三式噴進弾二型
完備重量103kg 燃焼秒時4.03秒 平均推力570kg 60kg爆弾を飛ばす
つまりどちらも弾丸部分は既存の爆弾であるということです。速度等は推力と燃焼時間から推定してください。一型は5000m、二型は3000mぐらい飛ばせるということになってますが、高度や飛行速度でだいぶ変わる話ですから。
SUDO
- 三式噴進弾といってもどれのことか特定できませんが・・・・
航空爆弾ですと「三式二十五番四号爆弾一型」「三式五十番四号爆弾」「三式一番二十八号爆弾二型(改一)(改二)」「三式六番二十七号一型」があります。
また、航空機搭載用ではなく陸戦用であれば、通常の航空爆弾の弾尾に装着する「三式噴進器」もあり、これには六番陸爆用一型及び二型改と、二十五番陸爆用一型及び二型があります。
いずれにしましても、詳細については、防研に『噴進兵器参考書』(館山海軍砲術学校、昭和20年)というのがありますので、これをご覧になるのが一番かと。
艦船ファン
- お二方ともどうもありがとうございました。
艦船ファンさんのおっしゃる3式噴進器とSUDOさんのおっしゃるのは同一っぽいですね〜
てっきり米軍のようなロケット弾を想像していただけに、既存の爆弾にロケットつけただけだったとは・・・
この噴進弾、対地攻撃用だと思いますが、B29やB17等大型機を撃墜するための空対空用途に使えたりしたんでしょうか?3号爆弾を弾頭にすれば・・・
やっぱり名人技いりそうですね^^;
SUDOさんにあげていただいた5inロケット弾の資料ですが、翻訳が変すぎてイマイチ分かりにくかったですけど、
WW2ではFFARという約30kgロケット焼夷弾と、HVARという約60kgロケット弾があったということですよね?
HVARの速度425m/sは凄いですねぇ、初速かはわからないけど。そして弾頭重量20kgか・・・。12.7cm砲弾に匹敵するんですねー。
独戦車の正面装甲でも抜けそうですねえ、HVARは撤甲弾でないからわかりませんが。対地攻撃に最適なわけです
ゼロ