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アメリカ空軍のアクロバット飛行隊「サンダーバーズ」が現在使用しているF-16は 有事には数時間(時間は失念してしまいましたが)で実戦部隊に引き渡せるようにしてあるそうですが 1,過去の使用機もそうなのでしょうか? 2,これに対して海軍の「ブルーエンジェルズ」のF-18は操縦系統をいじくっているので実戦部隊への引き渡しは不可能ではないにせよサンダーバーズの機体よりは難しいそうですがこの二つの飛行隊はどういった経緯でそういう方針なったのでしょうか? 3,航空自衛隊の「ブルーインパルス」の機体は現在T-4を使用していてこれも曲技飛行用に特別の改修をしているようですが他の飛行隊の機体を持ってきて改修したり 逆に通常の使用に戻してどこかの部隊に回したりはしていないのでしょうか? 霧番 |
- ブルーエンジェルスのオフィシャルサイト FAQ によれば、エンジェルス使用機の改修点は
・機関砲の撤去
・スモークシステムの搭載
・操縦系へのスプリング挿入(編隊飛行および背面飛行時の操縦性改善)
だそうで、「72時間以内に艦隊仕様に戻せる」とあります。
http://www.blueangels.navy.mil/index.htm
サンダーバーズのオフィシャルサイトは素っ気無く、あまり情報がありません。ウィキペディア英語版の記述を信じるならば、
・機関砲の撤去、スモークシステムの搭載
・上記に準じた配管・スイッチの変更
・ジェットスターターシステムのドア取り外し
・ポリウレタン塗料によるサンダーバーズ塗装
http://en.wikipedia.org/wiki/U.S._Air_Force_Thunderbirds
が改修点として挙げられています。総じて両隊の改修量にそれほど大きな差は内容に思えます。
なおブルーエンジェルスに関するドキュメンタリー番組で、飛行時間の短い新機材は優先して実戦部隊へ回し、エンジェルスは飛行時間の長い老朽機を使用しているとの解説を見たことがあります。
無記名
- 航空自衛隊のブルーインパルスの機体であるT-4は練習機ですので、米軍のような戦闘を意識した換装は不要であると考えます。
他部隊との機体の交換がなされた話は聞いたことがありません。
ちなみにT-4練習機は機体強度の都合上武装不能だそうです。
morth