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アメリカの撃墜王マクガイア少佐の撃墜について日本側から書かれた 資料などはありましたら教えてください。 4式戦がごとく!! |
- 私が持っている資料は、酣燈社から出ている「日本陸軍戦闘機隊 付・エース列伝」ですが、そのP193に以下の文章が載っています。「この間不振つづきの71戦隊は、はからずもネグロス上空で、米空軍第2位のエースであるマクガイア少佐を葬る金星をあげている。殊勝者は少飛10期の福田瑞則軍曹で、1月7日早朝、マラリアで発熱39度の体をおして僚機の三浦軍曹とともにリンガエン湾上陸に向かう敵大船団を、スール海に求めて出撃したが、発見しえず、単機で帰投中、パゴロド上空で54戦隊の杉本明准尉機と合流、スコールの中をマナプラ飛行場への着陸進路に入った。杉本機はファブリカ飛行場に向かったが、この時超低空で偵察に飛来したマクガイア少佐の4機編隊と遭遇、先頭のリトメイア少佐機を撃墜した。福田軍曹はその直後に高度300Mで、残りの機と正面から遭遇、小型爆弾と落下タンクを付したまま、体当たりの体勢で撃ち合って、先頭機を撃墜したのち、残る2機と旋回戦闘に入り、1機に煙を吹かせたが、被弾大破して着陸した(福田瑞則氏記録)。福田機が撃墜したP-38の操縦者は、赤あるいは紫のマフラーを着用していたと記憶されていて、マクガイア、リトメイアのいずれであったか、の確認は困難であるが、米側の記録と照合すると、福田機に撃墜されたのは、マクガイア機である公算が高い。」
camomania