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松本零士氏の作品の中でFw190のパイロットが高々度飛行中僚機に 「飛行機雲を引いているから排気を絞れ」と指示するシーンがあるのですが これは具体的にどんな操作なのでしょうか。 自動車用ディーゼルエンジンの排気ブレーキ時に閉じるバルブと同じような 仕組みがあるのでしょうか。 飛行機雲を消す装置があるとすれば軍用機に限られると思います。 決して松本氏の作品をどうこう言う気ではありません。 よろしくお願いします。 toto |
- 作者の意図は解りませんが、多分排気温度を下げる事を指しているのでしょう(混合比を濃くしてあげれば排気温度は下がります) 排気そのものを絞る装置はありません。
点火栓
- Fw190はコマンダゲレートですから如何こうできるような仕組みは無いと思いますが、恐らく普通の飛行機ならカウルフラップを絞れということではないかと(Fw190にはフラップ無いですけどね)
カウルフラップは過流を作りますから飛行機雲を作りやすいのではないかと。
SUDO
- 点火栓様、SUDO様、ありがとうございました。
toto
- このスレッドは終了のようですが、蛇足です。
松本零士先生の漫画は現在手元にありませんので、記憶がはっきりしませんがドイツの戦運が傾いたころが舞台ならば、FW190で冷却排気を絞るということはできないこともなかったと思います。
FW190のA4以降のタイプはエンジン冷却空気の排出スリットに可動式のフラップが装着されているようです。操縦席内に冷却フラップの捜査レバーがあるので、コマンダゲレートとは別に「絞れ」という指示があればできないこともないような、エンジンの冷却空気を絞ると水蒸気の凝結が抑制されるかはわかりませんが、
(世界の傑作機No78の26頁にあるFW190A-8の操縦席の説明に、「冷却空気流量調節シャッター操作レバー」という記述があります。
WEB上の資料では、以下のA-8型のレポートにcawl flap の操作について記述があります。
http://www.wwiiaircraftperformance.org/fw190/fw190a8-733705-2.html)
い
- い様、蛇足などと、とんでもありません。
ありがとうございました。
toto