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イギリス戦闘機のリング型操縦桿の射撃レバー/ボタンについてお伺いします。 グラジエーターより以前ですと一機銃あたり一レバーがリング下部にあり、両親指で操作するように思われます。グラジエーター以降はボタンひとつになりますが、リング左上に位置し、左手親指で操作するように思われます。つまりいずれも、左手でスロットルを操作している時には射撃しないものとされているように見受けられます(前者において右機銃だけなら撃てますが・・・)。 他方で、いくつかの日本戦闘機では発射装置はスロットルレバーにあります。 Q1 グラジエーター以前の独立レバーは、リング両側を普通に握った際には小指のあたりに位置し、親指で押しにくいように見受けられるのですが、実際はどうなのでしょうか? 誤射予防にあえてそうしていた、ということもあり得るでしょうか? Q2 戦闘中、英機では原則として両手で操縦桿を握っており、必要な時のみ、左手を操縦桿から放してスロットルを操作する。日本機では原則として右手は操縦桿左手はスロットルで、大きな操舵力が必要な時のみに左手も操縦桿に添える・・・という思想と思われますが、これで合っていますでしょうか? Q3 2は、英機では「空戦時は大きなエネルギーを失うに決まっているのだから、ずっとフルスロットル。必要時のみパワーを絞る」、日本機では「細かくスロットルを調整する(たとえば宙返りの後半で絞るなど)」といった思想ないし慣習を背景としたものと考えてよいものでしょうか? 思うところありハンドルネームを変えさせていただきました。頻繁な変更は致しませんのでご容赦ください。 VAD |