93 |
マスターコンパスについてお教えください。 いずれも野原茂著、グリーンアロー出版の「ドイツ空軍軍用機集」では多くの機体の内部図で描かれているマスターコンパスが、「イギリス軍用機集」ではほとんど描かれません。公社では取り上げていないだけで、イギリス機でも同様に、たいていは機体後部の空間にマスターコンパスがあったものなのでしょうか? それとも、別の方式だったのでしょうか? また、二重リングで水平を維持するようなマスターコンパスから、垂直な計器盤内の方位計にデータを伝える機構はどのようなものが多かったのでしょうか? 光学的なものは当時は辛そうですし、かといって物理的な接触があると方位の正確性を損ないかねないような気がいたします。 はたの |
- http://www.kiwiaircraftimages.com/lanc.html
http://www.kiwiaircraftimages.com/pages/lanc39.html
マスターコンパスがジャイロ・コンパスの意ならランカスターにもジャイロ式のDistant Reading Compass(DRC)というのが搭載されているみたいですね。
後部ドア近くの天井にぶら下がっているようです。
方位計にデータを伝える機構はポテンショメーター式かシンクロ式のどっちかとは思いますがちょっと調べられなかったです。
jas1
- 当時、航空機用磁気羅針儀で一般的だったのは、コンパスの駒にカムがついていて、これが塞ぐ空気圧を指示器に伝える方法だったのじゃないかと思います。
片
- 当時の米軍だとマグネシンと呼ばれる同期装置で計器に指示するみたいですね。
自分で書いててなんですが、さすがに可変抵抗器を使ったポテンショメーター式は無いかなとは思いますけど。
jas1
- ありがとうございます。そもそもマグネットコンパスでなくジャイロコンパスである、というところから間違えておりました。
はたの