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何度も申し訳ございません。後期の零戦の日の丸マークですが、白縁が濃いグリーンで塗りつぶされていますが、この色は修理用の塗料をそのまま塗ったけれども劣化した機体色と違って見えたのでしょうか。それとも白色を効率よく塗りつぶすために機体用塗料を意識的に黒っぽくしたのでしょうか。 モデラー28 |
- 白縁の塗り潰しは機体と同色の迷彩塗料で行われています。
こんな無駄なことはせず工場完成時に白縁を省略しては、との実施部隊からの要望が残っています。
BUN
- http://www10.ocn.ne.jp/~a6m232/img590.jpg
22型とされる外板ですが塗りつぶされています。
A6M232
- ありがとうございます。零戦の資料はあまりないのですが、634空163飛行隊の零戦52型に機体色より黒っぽく見えるものがあります。塗料のロット違いで黒っぽく写っているのでしょう。ところで生産は52型のあと全て52型甲や乙丙に切り替わったのでしょうか。というのはキットに302航空隊の赤松貞明少尉機が白縁日の丸のデカールが指定されているのですが、全面的に切り替わったとすれば52型は全機塗りつぶし作業をしたことになりますがどうなのでしょう。
モデラー28
- 別に全機が日章の白縁を塗りつぶしたわけではありません。
終戦後に厚木基地で撮影された機体群の写真を見ても、同じ三〇二空の機体であってもこの点まちまちです。
片
- 言葉足らずで申し訳ありません。生産ラインで白縁なしの零戦52型が流れたかどうかということです。もし、すべて白縁ありでしたら日の丸だけの写真の52型は塗りつぶし処理をしたということになります。零戦キットの製作でその表現をするのに筆塗りで多少荒々しく塗るか、濃い色で塗るかという選択問題で、戦史研究家の方にはまことにくだらない質問でごめんなさい。
モデラー28
- ああ、そういうことなら。
少なくとも一軍廠(中島)製六二型では、主翼上面のみ日章白縁が廃止されたのではないかとも思われます。
一方で、高座工廠製雷電などは最後まで主翼上面の日章白縁を維持しています。
片