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九九式襲撃機には、機体を明るい青色に塗ったものがあったようですが、他の陸軍機では、あまり見られないように思います。 なにか特別な理由があったのでしょうか。 じゃま |
- 「九九式襲撃機で機体を明るい青色に塗ったもの」というのが具体的に何を指しているのかもう少し判ると回答もしやすくなります。
というのは、末期に台湾で使用された陸軍機で青色に塗られたものがあったとする資料があるからなのですが、この色はそれほど明るいとはいえなさそうだからです。
片
- レスありがとうございます。
米海軍機のネイビーブルーに原色の青色を加えた色がプラモデルの塗装指定にありまして、それを「明るい」と書いてしまいました。
台湾の独立飛行第49戦隊の所属機なので、おっしゃる通り、それほど「明るい」わけではないかもしれません。
じゃま
- 了解です。
その時期の同方面にはキ51のみならずキ43やキ86など青っぽい色で塗られたらしい機種が複数あったようです。
理由の部分はぽーっとしてたので抜けちゃってますが、やはり洋上飛行に対応したものではなかったかと思います。
片
- 洋上飛行のためですか。
末期ですと、現地部隊が中央からの指示を受けずに、勝手に塗ってしまった色かもしれませんね。
(キ86(四式練習機?)という機体は全く知りませんでした・・)
じゃま
- 19年頃のビルマ方面の100式輸送機(師団長専用機?)が青だったと言うのを聞いたことがあります。
chosan
- chosanさん
MC輸送機も、そうですか。
青色も迷彩には良さそうな色なのに、日本機にはあまり使われてないですよね。
じゃま
- 海上行動用の青に、陸上を背景にして迷彩効果を期待できる緑をプラスしたのが、海軍の暗緑色であるようです。中国大陸で作戦行動していた時期に比べ、対米戦決意以降の海軍機迷彩色の緑色は、すっかり別の色に変ります。変った後があの青緑なんです。
レギュレーション上、陸軍も同様な迷彩色をもっていたことは明らかで、カラー写真でもその使用が確認できるものがあります。
片
- 7< 本題とはズレますが、現在、知覧にある三式戦II型は、むかし薄い青で塗られて展示されていたようにおぼえています。
あれは何か理由があったのでしょうか。
じゃま
- 薄い青というよりライトグレーじゃなかったでしょうか。
元々無塗装銀でしたから、そのイメージに沿った感じにしたかったのでしょう。
片
- 9< ありがとうございました。
じゃま