84 いつも勉強させていただいております。
キ−84の翼内銃、ホ−5の装弾数は150発です。同じベルト式給弾でも紫電改や雷電の99式2号銃は200発前後の装弾数で、さらに片翼2門装備です。この差は翼の構造上の問題なのでしょうか。また、陸軍はこれで満足していたのでしょうか。

はなみ

  1.  四式戦より新しいキ九四では、20oのホ五、30oのホ一五五とも翼内装備で携行弾数は前者が200発、後者が100発を予定していましたから、陸軍が四式戦の武装に満足していたと言うことは無いと思います。
     考えてみると、20o弾を200発以上翼内携行している紫電改・雷電・烈風・キ九四は何れも層流翼で、150発以下しか携行していない零戦・三式戦一型丙、四式戦は通常翼ですので、翼型による内部容量の影響が大きいのかなと想像します。
    T216

  2. 飛燕の場合は弾倉が機関砲に内側で隣りは燃タンでスペースが無いから、
    疾風の場合は15番目のリブまで弾倉を拡大して弾数を増やせたかも。
    KZ

  3. 2.の方のおっしゃるとおりで、翼厚に関係なくキ84の翼内弾倉は翼端側に延長できる余地が残されています。
    これは、ベースとなったキ44に比べ弾倉スペースが縮小されているためです。
    何か理由があったのかもしれませんね。


  4. みなさまありがとうございます。
    あまり理由は見あたらないようですね。紫電改、雷電、キ九四等は対爆撃機用だから200発前後の携行、キ八四は対戦闘機用だからこの程度よかった。なんてありえませんよね。
    はなみ

  5. キ44からの搭載重量の推移で考えてみるもよいかもしれませんね。
    重量的にどれくらいの増加が許容範囲内だったのか、とか。



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