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素人質問をします。P47サンダーボルドの排気タービンの事ですが、排気タービンとエンジン間は、ダクトが通ってますが、排気ガスのエネルギーがダクトを通る間に減衰するってことはないのでしょうか?それともダクト内を流すのではなく、ダクト内部に蓄積させ、その圧力でタービンを回していたのでしょうか? まさのり |
- P-47のマニュアルの記載に拠れば、油圧駆動の排気流量調節レギュレーターにより排気管内を流れる排気流量・圧力を調整して、排気量に過不足が無いようにしています。排気圧が下がると、レギュレーターが排気流量調整口を閉じて直接タービンに当てる排気量を増加させるとのこと。
大塚好古
- 大御所のあとで恐縮ですが…
「P-47 Turbo」でグーグル検索すると、真っ先近くにコレが出ます。
(1番目は機体フレームが詳細に書かれています)
http://wpedia.mobile.goo.ne.jp/wiki/140611/P-47+(%8Dq%8B%F3%8B@)/2/
ご参考までに。
TOSHI!!
- 「ダクト内部に蓄積させ、その圧力で」というのは背圧の増加とイコールであり、好ましいことではないように思えるのですが。
片
- >3
排気タービンのツクリとしては、動圧式と静圧式がありまして、前者が排ガスの勢いをタービンに当てて回すもの、後者は蓄圧させた圧で回すものに大別されまして。見る限りではP-47等の排気タービンは静圧型です。
SUDO
- >4
D-25以降のNEW THUNDERBOLTの取説の記載には、
"When exhaust pressure drops,
the Supercharger regulator closes a waste gate
in each exhaust pipe,
which permits more of the engine exhaust gases
to be directed against the turbine wheel of the supercharger,
thus maintaining boost"
とありますので、動圧・静圧どちらも使っているようです。
大塚好古
- >5
その文を読む限り、静圧だと言ってるようにしか読めません。
排気ガス圧力が低下した場合、隘路弁を閉じて、タービンに回る排ガス量を増すということですよね? つまり、排気管内圧力を常時一定レベル以上に保持するということですから、静圧です。
そもそも、あの長さの排気管と、一緒くたに纏めたエキゾーストマニホールドでは、動圧作動は基本的に考えがたいわけでして、制御の記述もそれを補強しているだけではないかと。
SUDO
- 皆様、貴重なご意見ありがとうございました。自分も静圧のような気がします。B17やB24は、エンジンとタービンの距離が近いと思うので、動圧だと思います。
まさのり
- >7
距離というよりは、エキゾーストマニホールドの集合形態と、タービン回転数の制御を如何にして行うかが動圧と静圧の最大の違いなんで、B-17やB-24も静圧だと思われます(B-17のマニュアルの記述を見る限り、そうとしか思えません)
SUDO
- 「P-47 Turbo」でグーグル検索したときのブランチとして、そのものズバリがあります。ご参考までに。
http://rwebs.net/avhistory/opsman/geturbo/geturbo.htm
TOSHI!!