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先日、ハセガワの1/48零戦52型“撃墜王”を入手しました。 このキットでは岩本徹三氏の253空、252空時代の乗機2種が 製作できるのですが、今回は252空時代の乗機(252−114) について質問があります。 このキットでは“252−114”は52型となってますが、 ハセガワの1/32の52丙型のキットでも“252−114” が指定されています。また、エアモデリングマニュアルvol.2では 52丙型となっております。一体、どちらが正しいのでしょうか? シュルツ大尉 |
- 岩本氏の著書によると、岩本氏が二五二空に着任したのは、昭和19年8月で10月にはフィリピンに向けて出撃、12月には内地に一度帰還して、昭和20年3月に転勤されています。
一方、零戦五二丙型の生産は三菱・中島とも昭和19年10月からで、二五二空は千葉の茂原と館山を訓練地としていたそうですから、地理的に近い中島の工場から補給を受けていたのではないかと思います。
写真が見つかった訳ではないようなので、「どちらが正しい」かは分かりませんが、着任〜フィリピン進出直後であれば中島製の五二型(五二甲/乙型の可能性もありますが)の可能性が高いと考えられ、内地帰還以降であれば中島製五二丙型の可能性が高いと考えられます(因みにオスプレイNo1には昭和20年2月時点として中島製五二丙型(説明には五二型とありますが…)の252-114の図が掲載されています)。
T216
- あくまで念のためですが、中島製五二乙は存在しませんので。
片
- 遅くなりました。御回答、ありがとうございます。
キットの説明書に昭和20年2月とあるので中島製52丙型
なんでしょうね。同じ番号を使うとも思えないし・・・
となると、タミヤの1/32の52型には使えないのが少し残念
ですが、ハセガワの52丙型にタミヤのパーツを流用して作
ろうと思います。
これからも、わからない事が沢山出てくると思われるので
また、その際は宜しくお願いします。
シュルツ大尉