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初歩的な質問ですいません。どなたかご存じの方、お教えください。 1.呉の大和ミュージアムに展示されている“零戦62型”についてですが、以前の展示先の、嵐山美術館でも、南紀白浜のゼロパークでも“63型”で展示されていました。大和ミュージアムの説明板では、修復の途中で、エンジンが“栄31甲型”と判明した。との説明がありました。自分でも、色々調べてみましたら、一部情報では、“栄31甲型”は、“62型”との情報もありましたが、エンジンが、3種類目だと、自分的には“63型”と思うのですが、不明です。 2.現在“音楽館”にある“零戦32型”についてですが、説明板では、三菱製と書いてあるのですが、塗装の塗り分けは、中島製(里帰りの陸揚げの時の写真も同じでした)で、オイルクーラーの整流板もあったと思います。これも、自分で調べたところでは、中島で、32型を作ったかどうかは不明(大部分の情報が中島では作ったいない?)20ミリ機銃も、長銃身になってますが、短銃身のはず・・・ 初心的なお話で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。 くろねこ |
- 大和ミュージアムの機体はA6M7零戦六二型です。これは文書的にも明らかです。
栄二一型から栄三一型になった大きな変更点は水メタ噴射の装備ですが、水メタは実用実験が進捗していなかったため、水メタ噴射を欠とした栄三一甲型が生産されました。実質的に栄二一型と変わらないため、栄三一甲型を搭載した零戦は□二型となります。
六三型とは水メタ噴射装備の栄三一型を搭載したタイプのことです。
零戦三二型は三菱製のみで中島での生産はありません。
音楽館の機体は残念ながら十分に考証された上で復元されているわけではないので、機体の上に様々な混乱が見られます。
片
- 片様ありがとうございます。
長年の、“謎”が、判り、スッキリしました。
本当に、ありがとうございました。
くろねこ
- 音楽館にある32型は主要部(胴体)は32型の特徴が在りますので全くの間違いではないと思います。
なお長身銃の32型も存在し飛行していました。
A6M232