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2968 日本海軍の九三式13mm(十三粍)機銃他に関しての質問です。この機銃はライセンス生産物とは別にホチキス社より輸入された物に関しては「保式〜〜」と呼称されていますが、この中に単装機銃もあるようです。
しかし、自分なりに調べてみるとこれを装備したのは昭和4〜9年頃竣工したごく少数の敷設艇と掃海艇だけで、以降かなり間をおいて昭和19年頃になって対空兵装強化策の一環として様々な艦艇に多数装備されています(この頃には当然自国製の九三式だろうとは思いますが)。
この間、日本海軍は13mm単装機銃に関して特に関心を示さなかったという事でしょうか。また、他に連装と四連装がありますが三連装は無かったのでしょうか。
それに関連して九六式25mm機銃は連装型が最初、後に三連装〜単装とバリエーションが増えているようですが、13mm単装が昭和4年の時点で保式の呼称であったのに、25mm単装型は何故あのように大戦末期の登場しかできなかったのでしょうか。
ジョナサン

  1.  位置付けとしては13.2mm単装は従来の12.7/7.7mmの置き換え、威力向上というところです。つまり13.2mm単装は対空兵装の未来を見据えたものではなく、試験的な運用で、本命は連装以上だったのでしょう。
     また三連装の存在は知りません。
     また25mm単装は苦肉の策です。基本的には機銃は射撃装置とセットにした高級な射撃群を作ることで敵機を火網に捕えるものという考えだったので、単装機銃による砲側照準射撃は前提に無かったのです。
     多連装機銃の運動性と射撃装置の性能不足、そして25mmの有効射程と敵機の速さの関係で、簡単に捕捉出来ず懐に入り込まれやすいことから、軽快な25mmの有効性がクローズアップされた訳で、遠距離で敵機を阻止しきれないことが、その必要性を促したのです。
     ですから、もしも25mm単装の必要性・有効性を戦前に察知できるとしたら、最初に手をつけるのは25mm単装ではなく、40mm級等の大射程機銃の導入になったでしょう。
    SUDO

  2. なるほど!そういう訳だったのですね。敷設艇と掃海艇が装備した、という点がミソという事でしょうか。特に敷設艇に関しては8cm高角砲と併せててっきり対空用か、という固定観念がありました。
    回答いただきありがとうございました。
    ジョナサン


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