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2854  中国上海で運行が始まったドイツ製のリニアモーターカーですが、現在のところ乗車率が20%と、まる赤字の状態のようです。

ソース⇒http://www.business-i.jp/news/china-page/news/art-20040422222443-RCADZWOGCI.nwc

 そもそも、上海空港と市内の間、たかだか40kmほどを結ぶこの路線に、何ゆえリニアのような、まだドイツ本国でも実用化されていない技術をもってきたのか、それが当初から疑問視されておりました。

 ところで中国は現在、アメリカに対抗して航空母艦を建造中だと言われております。
 
 上海リニアの技術が、この空母のカタパルトへ転用される可能性は、無いのでしょうか?

 転用しようとした場合、リニアというのはカタパルトに向いた方式なのでしょうか?

有閑なる水兵

  1. 何かの雑誌で読んだのですが。
    リニアカタパルトの研究はアメリカでもされているようです。
    実質的に現在の蒸気カタパルトに比べてシステム全体の複雑な配管等が減り
    重量は随分と軽くなるそうです。原子力艦であれば理論的にパワーは問題が
    無いようですが瞬発力にまだ研究の余地があるのと機体や艦の電子機器に問
    題が出ないよう対策が必要との話です。(詳しい方フォロー宜しく)
    リニアカタパルトが実用化されると重量の軽減、蒸気カタパルトに比べての
    整備コストの軽減、蒸気圧維持のための推進力の制限が無くなるとの事です。
    SC

  2. http://www.thememoryhole.org/crs/more-reports/RS20643.pdf

    によると、電磁カタパルトはCV-77から、電磁制動システムはCVNX-2から予定されているようです。

    カタパルトの方は、Electromagnetic Aircraft Launching System (EMALS)と呼ばれています。

    http://www.globalsecurity.org/military/systems/ship/systems/emals.htm

    中国のリニアですが、20年ほど前には都心から成田へのリニアも計画(と、言うほど具体的ではないが)があったので、それほど無茶でもないと思いますが。まあ、国威発揚の意味はあるのでしょうが。

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%AE%E4%B8%8A%E5%BC%8F%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%89%84%E9%81%93
    富士見町

  3. リニアモーターカーとカタパルトはちょっと技術が違うような気がします。
    ドイツ式と日本式では浮上方法が違うようで、ドイツ式では通常の電磁石の吸引力によって1センチほど浮上しますが、日本式は超伝導電磁石による反発力で10センチほど浮きます。
    リニアモーターカーでは浮上方式は重要でしょうが、カタバルトは浮上させる必要もなく、加速方法が技術の肝になるように思います。
    ドイツ製リニアの導入が直接カタバルトの転用にはならないのではないでしょうか。

    カタヒラ

  4. リニアモーターカーといってもいろいろな形式があります。
    正式にリニアモーターというと、電磁石の極性を変化させ、直線的に配された磁石との吸引力と反発力を利用して、直接的に直線的な推進力を得ることができる推進方式で、浮上する、しないは関係ありません。メリットは回転式モーターのように回転運動を直線運動に変換する仕組みを必要としないため、より大きな加速度を得ることができることです。通常の線路と車輪を備えて、動力がリニアモーターというのはもうすでに日本でも
    都営地下鉄大江戸線
    大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線
    神戸市営地下鉄海岸線
    福岡市営地下鉄七隈線
    で実現してます。
    おっしゃってるリニアモーターカーというのは磁気浮上式高速鉄道の事を指していると思いますが、磁気浮上式高速鉄道は浮上しているため、従来のレールと車輪の摩擦力による推進力が使えなく(使えないというか、使わないことがメリット)、動力にリニアモーターを使います。

    何が言いたいかというと、リニアモーター=磁気で浮上して動くもの、ではないということです。カタパルトは必ずしも浮上する必要はないので、上海リニアの技術をそのまま使うメリットがあるとは思えません。カタヒラさまとかぶってしまいますが、リニアモーター自身の性能が重要になってくると思います。自国でリニアモーターの開発をできる国なら、その研究を発展させカタパルトにあう出力の物を開発することができると思いますが、外国からの技術提供で完成したものでは、カタパルト転用を自国でする技術はおそらくないでしょう。

    余談ですが、磁気浮上式高速鉄道は
    JRマグレブ(日本製)・・・超伝導磁石を使った反発式磁気浮上システム。
    上海トランスラピッド(ドイツ製)・・・常伝導磁石を使った吸引式磁気浮上システム
    HSST(日本製)・・・常伝導磁石を使った吸引式磁気浮上システム
    が代表で、日本にも常伝導磁石を使った吸引式磁気浮上システムがあります。筑波博とか横浜博で走っていたリニアモーターカーはHSSTです。
    アツタ


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