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822 川崎のBMW式水冷エンジンはBMW特有の大ボア鋼シリンダ胴のため冷却に問題があり、大馬力エンジンに不適でDB採用にいたったという記述があります。馬力増大のほうほうにはボアアップという方法もありますが、ボアサイズには限度があるのでしょうか?

  1. ボアアップすれば、本体が肉薄となって強度不足となります。とくに現在と違って強強度の金属が作れなかった当時は限度があったでしょうね?多分。


  2. あまりボアサイズを上げると、着火してから混合気全体に燃え広がるまでに時間がかかるようになりますから、高回転化すると燃焼し切れなくなり、不完全燃焼を引き起こします。これは回転数が影響しますので一概に限度はいくつとは言い切れません。また、燃料の燃焼効率にもよりますし、プラグの性能も影響します。


  3. ↑そいえば排気量の割に気筒数の少ない液冷V12エンジンの場合、ツインスパークが多いですね、これもビッグボアによる着火性能の補完なのでしょうかね/SUDO


  4. ↑航空エンジンは全体にツインスパークが多いです(ジェットエンジンでも!)要は失火による出力低下、振動等のリスクが他モードの乗り物に比べて高いので、保険をかけてるんでしょう。(Schump)



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