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799 誉はハイオク仕様だそうですが、ハイオク仕様とレギュラー仕様とどこに設計上の違いがあるのでしょ羽

  1. ハイオクはノッキング防止と思われます、ノッキングは高負荷、高温、速めの点火タイミング、ハイブースト、高圧縮比等で発生しやすく>これらは一般にハイパワーを出すために多用される方法です、こうした時にノッキング発生を緩和させ、無理無く馬力を出せるようにするのがハイオク燃料の利点であると思われます/SUDO


  2. 要するにハイオクエンジンの方が燃焼しやすいので、より高い圧縮比にしたり、最大回転数を上げたりできる。つまりは高出力化することが可能となるということですね。


  3. 誉れは


  4. 誉は36リッターの排気量で二千馬力を狙った非常にハイチューンなエンジンです。リッター当たりの馬力も現代の自動車並みに大きく、半世紀前の技術で造られたこのようなエンジンが他の軍用航空機エンジンと同じように規格を下回るオクタン価(海軍なら87オクタン)で動かないのも納得できます。海軍用92オクタン燃料をハイオクというならハイオク使用ですが、これは誉以外にも共通の燃料ですよ。


  5. ↑2つ下、反対です「燃えにくい」んです>ハイオク、勝手に燃えるのがノッキング「異常燃焼」です、定められたタイミングで望みの燃え方をしてくれないと困るわけですね、先に上げたような条件だとガソリン(というか混合気)が勝手に燃えてしまい不調や故障の原因になってしまうわけです、尚、誉れの不調は、この定まったタイミングでの燃焼に不可欠な点火プラグの不調も大きな影響があると思います/SUDO


  6. ちょっと表現が悪かったですね(^^;;;;「燃えやすい」と言った意味は「一度着火したら速やかに気筒全体の混合気の燃焼が完了しやすい」ということでした。失礼しました。


  7. 誉エンジンに関して、圧縮比も回転数もそれほど大きくない(例えばマリーンエンジンと比較して)と思うのですが、それでリッター55馬力も出せるものなのでしょうか。


  8. ↑「誉」はブースト500、3000回転を目標にした(液冷のマーリンの値が分かりませんが)、列国の空冷エンジンの中でも高ブースト、高回転のエンジンです。


  9. 回転数はともかく、ピストンスピードが当時の水準をはるかに超えていたとか。出典、どこだっけ・・・。(Kow)


  10. タイフーンやテンペストに搭載されたネイピアH型水平対向24気筒液冷エンジンは3850rpmで離陸上昇の際の爆音は「それはもぉ印象的!」なんだと英国航空関係者の追想にあった。


  11. 確かに誉の回転や過給圧は列強のと比べて極端に大きな数値では有りませんが、連合軍の場合極端なハイオクを使っていたことも忘れちゃいかんでしょう、誉も列強のユニット並にはキツイのですから、それなりのハイオクを要求すると思います/SUDO、そうそう、日本の過給圧単位はミリ・バール、列強ではPSIが多く、現在の自動車ではKgmだっけ?。換算表が欲しいですね



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