QQCCMMVVGGTT
781 日本海軍、陸軍の航空機部隊の編成を教えて下さい。戦隊とか中隊とかが何機で構成されるのかが知りたいのです。

  1. 基本的な編制はあるものの実際には機種、部隊によって構成が異なります。戦闘機では30から40機で戦隊を編制し、それを三分割して更に本部小隊を置いて一個戦隊を構成しましたが、末期には装備機100機以上の戦隊も登場します。独のグルッぺよりちょっと小さく、英国のスコードロンよりやや大きいのが陸軍の飛行戦隊です。


  2. 海戦当初の海軍戦闘機隊は60機前後の定数(部隊毎にまちまち)でしたが、海軍航空隊の編制は陸軍以上に大きい部隊と小さい部隊の差が(特に内地の常設航空隊において)激しく、定数も一定ではありません。しかも19年になると空地分離が始まり、飛行隊編制になると200機以上の装備機を持つ航空隊や、地上要員のみの乙航空隊も生まれ、複雑です。


  3. 一応、海軍の場合、一個分隊が何機であるかは、機種毎に標準が決められていますが、これとて絶対的かどうかはわかりません。一応、戦史叢書「海軍航空概史」などを見ると良いのではないでしょうか(たしか)。



Back