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777 旧日本軍の軽戦志向は国力の小ささを補うための精神性の重視からきているか?

  1. 戦術面から見た軽戦、重戦という分類より、大馬力の発動機を開発できなかった国の戦闘機が「軽戦」なのではないでしょうか。


  2. 武士道の延長線上からきてるんでしょう。1対1で華々しく格闘...ってやつで。だから多人数で来られると「む、卑怯ものめっ!」(笑)


  3. 空中戦がどういうものかわかってなかったというのも大きいかも。平時の1対1の旋回合戦が実際の空中戦とは別の代物だってのは、本格的な航空戦をやっていないと忘れがちになってしまうから。


  4. 空中戦の戦技は第一次世界大戦時に水平旋回から巴戦、一撃離脱戦法まで基本的なものが出現しています。日本陸軍などは当初の装備機は、スパッド13、ニューポール29等結構重戦指向だったのです。30年代後半が「軽戦」の時代なわけです。だからその後の鍾馗や、飛燕等の下地はあったと思うんですよ。どうかな。


  5. ↑本当ですか?ニューポール17がスパッド13よりパイロットに受けてたようですが。(juno)


  6. スパッド7〜13にはギヌメールや我が滋野大尉等結構エースが多く、しかも生き抜いています。ニューポールのエースの代表格は「傷だらけのナンジェッセ」ですが名前の通り、格闘戦のリスクの高さを示しているような・・・。こんな結果を反映しての陸軍の機種選定なのでは?


  7. 言葉足らずで誤解を招いて申し訳無い。私が言いたかったのは「なぜフランスはスパッドオンリーなのに、日本ではニューポールが好まれたのか?」でした。(juno)


  8. ニューポール11〜17までは一葉半の軽快な機体で操縦が容易だったからではないかと思います。スパッドやニューポールドラージュ29は着陸速度が高く舵が重く扱い難い印象を持たれたのではないでしょうか・・・。ああ、どっかで聞いたような話だな。昔から日本の搭乗員の質は低かったんですねえ。


  9. 付け足しですが、29は20年代の名戦闘機ですよ。フランス空軍の近代化の脚を引っ張ったのでは、という位に優れた機体です。


  10. ニューポール17は空冷エンジン・操縦性良・旋回半径小・急降下すると翼がもげる・機銃1丁・旋回すると高度を失う。スパッド13は軽量高出力の水冷エンジン・操縦性悪い・旋回速度が速い・超頑丈・機銃2丁・縦の運動性良・堅実(薄翼に張線)で生産性高って何か後年のアレを暗示してますね。(juno)



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