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358 飛行帽についているゴーグルは実際に使ったのでしょうか。風防があるので使う機会がなかったと思うのですが。サングラス代わりに使ったのでしょうか。

  1. 密閉風防の時代になっても、風防の透明性の悪さや枠が邪魔になるなどの実用的な理由、あるいは開放風防になれたパイロットの気分的な理由などから、実際には風防を開けたまま飛行することが多かったようです。


  2. 零戦の場合、三点着地姿勢時の前方視界確保のため離着陸時には風防を開き座席を一番上に上げてるのが習慣だったそうで、この時風塵を防ぐためにゴーグルを着用したそうです。


  3. 日本軍の戦闘機の場合、空戦中あるいは敵機の出撃が予想される場合には、風防を開ける場合が多かったように思います。あとベイルアウトする際の事も考えてのことではないでしょうか?今の戦闘機パイロットはヘルメットをかぶりますが、これは飛行中に使うと言うよりも射出の際に必要な物ですし。



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