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50 天雷は、烈風と同じ誉キ45を2基積み、翼面積32m平方という、極端な高翼面荷重機でしたが、おもにナセルスト〜ルと誉の不調で性能不足で開発中止になりました。ナセルスト〜ルは解決困難な致命的失敗とは思えませんが、ほかに理由があったのでしょうか?

  1. 単座戦闘機に双発は不要!!とのことで機首削減統一のやりだまに上げられたそうです。(参考文献:サンケイ出版・第二次世界大戦ブックス81巻「幻の戦闘機」)個人的意見としては日本のエンジン不足は深刻だったから、しょうがないかなとは思います。重装甲と強火力は魅力ですが、まず一機を完全に完成させる事の方が先ですから、エンジンを2機積む機体は生産性が半減する訳で・・・。


  2. 計画段階の推算性能と比べ、実機(試作機)の性能が凡庸だったためといわれています。ナセルストールはブリスターや外板の構造変更で改善されるので、結局誉の出力不足が最大の原因ではないでしょうか。


  3. やっぱり、お決まりの「誉」の不調が足を引っ張ったみたいです。



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