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654 初心者な質問ですが、よろしくお願いします。
レーダーやミサイルの普及によってボタン戦争と
呼ばれる時代が到来しています。が、今でも
指揮官の奇抜な作戦やら妙手によって戦況が
覆る、または有利に展開させることが
おこりうるのでしょうか。
例えば、真珠湾攻撃並みの奇襲などが今日でも可能?
    またはロンメルのような…。
漠然としてしまいましたが、お願いします。
ぴんがー

  1.  例えばどんなに高性能な戦闘機でも、敵機のいない所を飛んで戦果が上がるはずがありませんよね。では、どこに敵がいるとわかるのでしょうか?それを知るには他部隊との情報提携が必要です。情報には確かなものも不確かなものもあり、敵も欺瞞情報を流しているでしょう。何に基づいてどの情報を信じるのか、それを決めるのは人間の仕事です。
     敵はひょっとすると積極的戦闘を避けて隠れているのかも知れません、囮を出しておびき出す作戦もあり得るでしょう。どの部隊を囮にしてどういうタイミングで戦闘機を出せば、もっとも少ない被害と高い戦果を両立できるか?もし相手が囮を見破って裏をかいてきたら、それに対処する方法は?それを決めるのも人間の仕事です。コンピュータは人間が意思決定する為の情報を集め、整理し、提示する有用な道具ではありますが、しょせん道具に過ぎません。
    ささき

  2.  例えば日本軍がマリアナ海戦に負けたのは墜落機から作戦計画書が米軍の手に渡ったこと、全般的な錬度不足、レーダーの登場と言ったいくつかの要因が積み重なったものです。その時代なりの一方にしかない新技術と言うのは常にありますし、それと戦法・戦術と言うのは不可分です。ローマ共和国陸軍はカルタゴの象部隊にどう対処するかいろいろ工夫をしていますし、希少な騎兵部隊をどう配置し、何に使うか考えています。それを現代から見ると細部が抜け落ちて「戦術の妙」で片付けられることが多いだけです。
     ロンメルの成功は「戦術の妙」によるところも大きいのですが、イタリア軍が開戦前のアメリカ大使館に忍び込んで暗号書を写真に収め、カイロからワシントンへの報告電報を解読してイギリス側の状況をロンメルに知らせていたと言われますし、逆にロンメルが補給状況を大げさに報告して何とか補給を受け取ろうとしたため、そのやりとりを暗号解読していた連合軍がかえって意表を突かれた(ロンメルがしばしば停止命令を無視したことも思い返してください)、などという話も聞きます。戦車の戦争の裏にはテレタイプの戦争がちゃんとあったのです。
    マイソフ

  3. ボタン戦争(押しボタン戦争)が到来すると言われたのは1950年代頃の話で、
    結局そんなものは到来しないのだとこんにちでは認識されているものと理解しています。
    便利少尉

  4. たしかに、兵器は人間が使わなければ
    ただの鉄の塊ですね(汗
    どんな戦争であってもしょせんは人間に左右されるということを
    わすれていました。


    ぴんがー

  5. >4鉄砲がヒトを殺すのではない、ヒトがヒトを殺すのだ。
           −NRAスローガン−
     皆是を忘れてガンコントロールに躍起になってる訳ですな。
    ぺっか


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