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ずいぶんめちゃくちゃ言われてますが、栗田健男って謎の反転以外にも何かやらかしたんでしょうか (ヨーグモス) |
- ミッドウェーで衝突事故起こした僚艦(三隈)ほったらかして旗艦と元気な艦でとっとと逃げてます。他にもあるかな?
taka
- インドネシア攻略戦のときも何か不手際をやらかしてたと思います。
勝井
- よく考えてみると、こんな指揮官によくあんな突入作戦まかせたと思う。どうせなら山口多聞とか角田覚治とか田中頼三とかいっそのこと小沢さんにやってもらいたかった。
taka
- 栗田提督って、そんなに悪い指揮官なんですか?
takukou
- 日本戦艦が参加した最も勇敢な作戦にも一応関わってますからね・・・。
BUN
- この種の話なら、石渡幸二「太平洋戦争の提督たち」の「栗田提督論」が
良いでしょう。作戦の細かい経緯については戦史叢書を、当時の第二艦隊
司令部がどのように見ていたかは中島親孝「聯合艦隊作戦室から見た太平
洋戦争」などを見れば分かるでしょう。
今泉 淳
- 今泉さんに楯突くのは心苦しいのですが、こう考えている人間もいる。つう位
に見てください。
石渡氏の著作では酷評されている栗田提督ですが、外山三郎氏や奥山正武氏の
著作では特に栗田提督に無能な評価を与えている訳では無いようです(まぁ両
氏とも海軍OBなので割り引く必要はあるかも知れませんが)。
バタビアでもミッドウェイでも石渡氏はその作戦指導をけなしていますが、私
は情状酌量の余地がある、と判断しています。
また、ガ島砲撃もレイテ突入も、当時の感覚であれば非常に危険な作戦である
と思われますが。栗田提督は一応の成功を収めています。
「太平洋戦争の提督たち」はじめ石渡氏の論文は概ね読んでいますが、どうに
も「栗田は無能」という大前提で物事を書き連ねている感じがして・・
tackow
- そりゃまあ、いくらなんでも無能な人に戦艦5隻もまかせたりはしないと思います。
よく問題にされているのはむしろ性格的な部分なのかもしれません。
勝井
- >7
またやっちゃった!
今泉さんが石渡氏と同じ考えである。という事を言いたいのでは
ありません。
あくまでも、石渡氏の考えに対する私の見解です・・
tackow
- >今泉さんが石渡氏と同じ考えである。という事を言いたいのでは
>ありません。
はい、あくまでも私は、「めちゃくちゃ」(という表現を一応借りておきま
すが、要するに否定的見解)という意見を持っている側が何を根拠にそう語っ
ているかの一例を示したかっただけに過ぎないわけですから。石渡氏の意見
を支持するかしないかは、また別の議論だと思います。
ちなみに、小生の見解の一部は75番の質問の回答に示しました。それが絶対
とか唯一とかは思いませんし、評価とというものは色々あって良いと思いま
す。また、その一方で考察する側面に関して、私なりに考えるところはまだ
あるのですが、ここではそれを議論することは本旨ではないと思いますので、
この辺りにとどめておきます。
ちなみに、「奥宮正武」さんですよね? 「太平洋戦争と十人の提督」とかの
著者の。
今泉 淳
- 間にあって良かったです。
75番の回答読みました。人物評というのは、なかなかに難しい
側面があるので、栗田提督の評価も(作戦指導、人間性)結論は
出ないのではないかと思っております。
「奥宮」でした、失礼しました。氏の栗田評というのも、海軍OB
という枠を越えて(海軍OBでも栗田氏をクソミソに貶す方もおり
ますが)、個人的になにかあったのでは?と勘ぐられる位に弁護し
ているのが印象的ではあります。
tackow
- 奥宮による評価というものは、栗田提督論に限らず、一種独特のものと言
いますか、そういう部分は確かにありますね。それが正しいとか間違って
いるという筋合いのものではないことは、「論評」というものの性格上当
然のことかと思いますが、多少その背景などに関して調べてみたいとは思っ
ています。今のところ思うのは、昭和17年春以降2年以上に渡って前線に
おける勤務が、何某かの影響を与えていることは間違い無いと考えており
ます。
今泉 淳