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2121 B29の頭上に爆弾を飛ばして爆発させて損害をあたえた兵器があったと
本で読んだのですが、どうやって上空へ飛ばし爆発させたのでしょうか?
TK

  1. 三号爆弾のことでしょうか。
    零戦などによる空対空爆撃です。
    レギオン

  2. えっと、敵機より上空から爆弾を投下して、攻撃するということです。
    レギオン

  3. 詳しいことは解りませんが、投弾時や夜間の進入では多少高度を下げるようなので、日本機が上を取るチャンスがあったかもしれません。

    ただ、高空での待ち伏せになるので接触するのは大変だったようですが。
    のぶ

  4. ゴミレス…アメリカ側 B-29 搭乗員の回想にはしばしば「BAKA BOMB」という兵器が登場します。母機から発進するロケット状の物体で、カミカゼ・パイロットが操縦しているとか、それが直撃して僚機が粉々になるのを目撃したとかの話です。もちろん「BAKA BOMB」こと桜花が B-29 迎撃に使われた事実はなく、ヨーロッパ戦線における「グレムリン」とか「フー・ファイター」の類に近い都市伝説みたいな話ですが、ごく一部には三号爆弾炸裂の目撃談が含まれているのかも知れません。
    ささき

  5. >4
    「Baka」や「火の玉」は作戦任務報告書にも、しばしば記載されているようです。

    『東京を爆撃せよ ―作戦任務報告書は語る―』(奥住喜重・早乙女勝元、三省堂、1990)によれば、1945年5月25-26日の東京空襲(作戦任務183)では次のような報告があります。

     「一機の型式未確認の敵機が、味方機を狙って二基の「バカ」を発射した。そのうちの一基は五百ヤード(四六〇m)以内に接近し、射たれて爆発した。翼と胴体が目撃された。」
    OPD

  6. みなさん、回答ありがとうございます。
    ところで爆弾はどういう構造だったのでしょうか?
    機体に接触で爆発、空中で爆発して機体が吹っ飛ぶ?

    本ではB29の頭上あたりで爆発して白い煙が辺り一面のような
    写真が載っていますが

    TK

  7. > 爆弾はどういう構造だったのでしょうか?
     三号爆弾は重量30〜60sで、黄燐を内蔵した約20gの弾子が約144〜270個内蔵されており、時計式の時限信管発火装置によって投下後約3秒後に空中で炸裂、直径50〜100mの範囲に弾子が飛び出し(弾子の散布角度は約100度)、弾子の黄燐によって敵機の燃料槽を破壊、ガソリンに着火させて撃墜する様になっていました。
     爆弾が直接敵機に命中した場合には、着発信管が作動するようなっていたそうです。
     横空のテストによると、対進してくる敵機の上方約100m、距離750〜1000mで投下すれば、敵機の上方約30mで炸裂したそうです(互いの速度によってこの数字は変わってくると思いますが)。
     なお、当然この爆弾を命中させるのは困難であったため、ロケット推進式の六番二七号爆弾(重量60s、最大速度毎秒270m、黄燐入り弾子125個(資料によっては135個))が開発され、終戦直前頃、343空や210空などで使用されたそうです。
     なお、二七号爆弾を使用するには専用の発射軌条(発射レール)を装備する必要があります。
    T216


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