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初めて質問します。 冗談みたいな兵器ですが、北杜夫の「怪盗ジバコ」という小説に第2次大戦中に連合軍が試作した「猫爆弾」なる兵器が出てきます。猫に爆弾をくくりつけて船に向けて落とせば、猫は身を翻して水でないところ、つまり船の上に落ちるだろうという兵器です。実験してみたら猫は瞬時に失神してものの役に立たなかったとありますが、これって北杜夫の法螺でしょうか。(序でながら同じ小説にはコウモリが暗いところを好む性質を利用したコウモリミサイルも出てきます。) SEI |
- コウモリミサイルというものは、アメリカ軍で実際に実験
されています。
これは、コウモリが昼間、洞窟や家屋の日の当たらぬ場所
にとまる習性を利用したものです。
夜間、目標施設近くで投下された、コウモリミサイルが朝
になると目標施設でとまり、その後、日が高くなるにつれて
コウモリにくくりつけた焼夷弾に着火し、目標施設が火災を
おこすという兵器です。
実験の方は(成功・失敗はともかく)戦局が好転したため
に中止になったとのことです。
アッサム
- そういえば、ソ連軍は、戦車に近づくようにしつけた犬に爆弾を付けてドイツ軍戦車に向かわせる「犬爆弾」を実戦投入しましたね。それでもって、犬たちは(ガソリンの臭いが違う)ドイツ戦車でなくソ連戦車につっこんできて自爆したというオチまでついています・・・・・・
明石耕作
- えっ、コウモリミサイルって実在したんですか。
猫爆弾はともかくコウモリミサイルは冗談だと思っていた質問者のSEIです。
南米の大コウモリや南太平洋のフルーツバットならともかく、北米のコウモリでは搭載量(というか運搬量)はたかが知れてると思うのですが、一体どんなコウモリ(または焼夷弾)使ってたんでしょう。なお「怪盗ジバコ」では、コウモリは焼夷弾をつけたまま、帰巣本能により皆故郷の山に帰っちゃって、アメリカ中で山火事が頻発したので、実験は中止された、とありました。
SEI
- コウモリ爆弾の場合、日本家屋が木造であるということに目を付けたもののようです。木造の一般家屋であれば小さなコウモリに運ばせられる焼夷弾でも火災を発生させることが出来るという観点だったようで、そういう意味ではアッサムさんが言われるような「目標施設」と言うよりも一般家屋を目標とした戦略攻撃だったのだろうと思いますが。
明石耕作
- 米海軍が、イルカを使って、機雷の掃海や敵潜水艦の爆破を訓練していたと言う話を以前新聞で読んだことがあります。
NX
- わかってらっしゃると思いますが、猫爆弾こそ法螺です。猫が安全に着地できるのはせいぜい5~6mの高さまでですし、彼等にできるのは四肢の反動を利用し身体を回転させ下向きに着地することだけで、空力を制御して着地点を選ぶ能力はありません。仮に猫に着地点を選ぶ能力があったとして、彼等の体重で制御可能な爆弾の重さは何キロくらいでしょう?一番軽い対艦爆弾でも25Kgはありますよ?
ささき
- どんとまとめて、『【図説】動物兵士全書』、著・マルタン・モネスティエ、発行・原書房、なんて本はいかがでしょう?
まなかじ
- ↑いける!……ぢゃな~く~て~(笑)、
「軍用犬」って今でもあるんでしょうか?
multipletitanpaa
- ↑軍用犬は今でも使われています。
主に警備なんかで使われているみたいですね。
「K-9」とかMPのパトに書いてあったら乗っけているみたいですけど。
自衛隊でも警備犬は使われています。
私が見た実例だと空自の某基地で訓練を見学した事があります、ちなみに新人
隊員より階級が高いそうです(爆)士長か曹クラスじゃなかったかな。
ooi