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米国製のM16A1小銃にCOLT AR15と刻印されていたのを 見たんですが制式採用以降もAR15と刻印されたんでしょか? それとも私が見たのは制式採用以前の物でしょうか? 誰か教えてください。 マニア |
- ベレッタ社の製品名 M92F が軍に納入されれば 9mm Automatic Pistol M9 となるように、コルト社の製品名 AR15 というライフルを軍に納入すれば 5.56mm Automatic Rifle M16 という名前になります。「AR15 は M16 のセミオート専用民間型」という解釈はよくある間違いで、実際には民間用のフルオート AR15 も存在します(厳しい販売制限が設けられていますが)。しかし軍に納入された AR15 すべてに「M16」の刻印が入っているかどうかは知りません。
ささき
- 私が見たのは軍隊でしたから民間用ではないでしょう。
物凄く古い奴だったのでやはりベトナム戦の生き残りなんでしょうか。
じゃなければ他国軍隊に輸出するのはAR15と刻印するんでしょうか。
ちなみに私は韓国人で韓国から書き込みしてます。(本当)
マニア
- マニアさんが見られたのは、韓国軍のM16A1なのでしょうか。
その当たりの事情を明らかにされた方が、提供者の情報精度が上がるのではないでしょうか。
SAW
- 韓国軍で使っていた奴です。
M16のほとんどは韓国でライセンス生産された物だったけど
なぜか米国製でAR15と刻印された物が何丁かありました。
マニア
- 刻印についてはわかりませんが、韓国軍では米コルト社から26,810挺のM16A1の完成品を輸入しています。
韓国国内でのM16A1(モデル603K)のライセンス生産は、最初釜山造兵廠、後に大宇プレシジョン・インダストリーズが担当し、約590,000挺が製造されたと聞いています。
ブラック・タロン
- みなさん、貴重な情報をくださってありがとうございました。^^;
マニア
- マニアさんのお話は、なかなか興味深いお話ですね。
さて、確たることは言えませんが、M-16A1とは元来「米軍」の「制式名」であり、COLT AR-15はCOLTの「商品名」だったはず。
もし輸入する時に、韓国軍から指示がなかったり、在庫品を輸入することになったとしたら、たとえ兵器であっても、「民間会社」の「商品」を輸入することになるので、「商品名」を刻印したM-16A1が韓国軍に納入された可能性があるのではないでしょうか。
M-16A1とは、M-16が米軍採用後に改良したタイプなので、制式採用以前
の可能性は少ないと思われます。
手元の資料によれば、米軍に納入されたものは、当然、米軍制式採用名のM-16A1の刻印のようです。
韓国製造のものにはM-16A1の刻印があったようですが、これは、製造時に韓
国軍から指示があったものと思われます。
SAW
- >SAWさん
確かに商品名を使ったと見た方が妥当ですね。
親切な答えをくださってありがとうございました。
マニア
- こちらこそ、貴重な情報をありがとうございます。
「商品名」だったら、「次回から、米軍採用品を宣伝するために、輸出品にもM-16A1と刻印しろ。」なんてのもありでしょうね。(笑)
以前、マニアックなお巡りさん(日本の)が、自分のコルトガバメントは、米軍供与のものでなく、警察が民間用ガバメントを輸入したものだったと「発表」されてました。
「どの時点でM-○○に変わったのか。」とか「民間用と軍用の違いはなにか。」とか、嵌まる人は嵌まりそうなテーマですね。(笑)
SAW