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576 陸戦関係も素人な者の質問です。
今まで戦車戦といえば戦場を駆けずり回って、と思っておりましたが実際は殆どが静止状態で射撃していたそうですね。
戦車って静止状態でしか射撃しない物なのですか?
烈風天駆

  1. 停車して射撃するほうが命中精度が高いのは当然のことなので停車して射撃することが重視されていますが、戦車はできることなら走行中にも射撃したいものなのです。その為の安定装置の組み込みはかなり早い時期から試されていますし、特に安定装置が無くとも走行中に射撃した例は数多くあります。
    BUN

  2. 現在の第3世代といわれる戦車は走りながらでも十分な命中精度を持っています。
    しかしながら、基本的な射撃方法は、車体を隠せる地点から地点へダッシュし、その射撃地点で停止し、速やかに射撃をします。(躍進射撃といいます。)

    第2次世界大戦や4次までの中東戦争などはこの戦法の典型といってよいでしょう。
    このような戦法を採っていたため、スウェーデンのSタンクなどのように砲塔を廃した主力戦車でも砲塔式と何等変るところがない活躍が可能でした。(現在では走行間でも十分な命中精度を得られる射撃が出来るのでので無砲塔はあまりメリットがない)

    なお、第2世代戦車までの砲・砲塔安定装置の運用は、走行間の目標の発見を容易にし、停止射を行うまでの円滑な目標補足に主に用いられ、非常の場合で近距離に限り走行間射撃が可能という状況でした。
    はいどーも

  3. これは回答ではないのですが、戦車は本来走りながら射撃するのものだったのではないかな?というような事を現在調べております。
    BUN

  4. 確かに、最初に登場した戦車は、敵の塹壕に向かってのろのろ前進しつつ機銃射撃と言うようなイメージがありますね。
    (N)

  5. やはり我が皇軍では「行進射」が戦車砲射撃の真髄であるようです。その次に躍進射、そして最後に停止射なのです。
    BUN


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