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ちょっと意外なんですが、 ビスマルク級の舷側装甲320mmに対し、 前級のシャルンホルストは350mmでより強固です。 ビスマルクで薄くした理由、何だと思われますか? 勝井 |
- シャルンホルストの舷側装甲は、上下幅がひどく狭くありませんか?
まなかじ
- それはわかりますけど、厚さそのままで範囲拡大すればいいじゃないかというのは素人考えでしょうか。
もともと海軍協定無視の4万トン超の大艦なんだから、さらに数千トンプラスするのを躊躇する理由なんてないと思うのですが。
勝井
- 一応は制限に収めようと努力していたって事も忘れてはいけないと思う
SUDO
- >2 そりゃそうでしょうが、我が「信濃」も元設計よりも薄くなってますよね。
玄人の設計者や運用者が知恵を出し合って決めたんだから良いんでしょう、きっと。それに、如何に排水量の制限が無い、といっても出来るだけ軽く、安くあげたいのは人情というものでしょう。
tackow
- ビスマルク級は内側に100mmだかの斜め装甲があったと思いま
したけど、シャルンホルスト級も同じ構造なんでしょうか?
それにしては、あっさり沈んでしまったのはなぜ?
fanfan
- ドイツ戦艦の場合、舷側装甲が貫通された場合その内側に水平装甲があり、
その水平装甲に一度320mmの装甲を貫通しエネルギーを失った弾丸が、浅い
角度で入っても、艦内の重要部にダメ―ジを与えないように考えたのだと
思います。(つまり水平+垂直ってこと)この水平部(一部角度がついて
ますが)が80-120mmと強化されたので、「これでいいや」と思ったんじゃ
ないかなと感じています。
まあ想像ですけど・・・・・
バウアー中尉
- 言葉じゃなんなので、このHPに断面図があります。http://avse.bpe.agr.hokudai.ac.jp/~kohta/bb/bismarck/FR.html
バウアー中尉
- シャルンホルトのベルト厚が350mmというのは私もドイツのサイトでみたことがありますが、資料によって異なります。 London Salamander Books 出版の The Encyclopedia of the World's Warships では170~250mmとなっており、また米国のあるサイト(下記)では70%が320mm~艦底で170mmとなっており、ご丁寧に「一般に言われて340mmは間違い」との但し書きが付いています。
http://www.warships1.com/GERbc09_Scharnhorst_specs.htm
本当に350mm厚であったかは更に検証が必要ですね。
Tomas
- >8
同感です、もっと検証してみるべきでしょうね
一応ざっと検索エンジンで流してみたんですが
シャルンホルスト級の装甲配置や構造を示した物が見つからなかった(;_;)
SUDO
- 3周間ほど前、洋書でシャルンホルストの装甲断面図見たことがあります。
最近出た本だとおもいますが、(上の方にあったから)残念ながらタイトル
は忘れてしまいました。特徴は水平装甲に段差があったとおもいます。
そこをちょうど14インチ砲で抜かれたと某装甲専門家の方に教えていただいたん
ですが・・・・・
バウアー中尉
- 確かにコンウェイの年鑑の数値をみるとビスマルクはシャルンホルストより舷側装甲が
薄くなっているけど、それとほぼ同等の厚みを艦内の傾斜装甲部分で増やして居るみたいですなぁ。
もっとも我が家もシャルンホルストの図面は水線下を含めた船体図はあるけど装甲配置図は
ないので詳細は不明ですが。
大塚好古