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軍艦に限った事では無いのですが、なぜ艦底色は 一般に『赤色』が多いのでしょうか? また、旧日本海軍の艦底色が、後期では『緑色』で あったという噂は本当でしょうか? きん |
- 例の学研の本で、「信濃がドックに艦首をぶつけた跡は日の丸の様に赤かった」と主張し、「色彩の記憶はあてにならないと言うが、やっぱり赤かった」と重ねて唱えているのは多分私の高校の先輩です。先輩の言うことは正しいのです。横高万歳。
BUN
- 船底に貝やフジツボが付いて船の速度が低下しないよう、防汚剤として有機すず(トリブチルすず)塗料が船底塗装に多く使われていました。しかし、この塗料は環境ホルモンを含んでいるため日本では使用禁止になっています。赤の艦底色はこの有機すず塗料によるものだったのではないかと思いますが、有機すずは赤い色をしているのだろうか?(化学に詳しい方、教えてください)
現在では有機すずを含まない赤の塗料も出回っているそうだが。
アリエフ
- >1.と2.
ありがとうございました。
『緑色』に関しては、昭和16年以降の新造艦船及び
当時ドックに入っていた艦が塗装の対象となった。
との説があったのですが、「信濃」が赤色であれば
、一部の艦艇に施されたものか、証言者の記憶違い
という事で納得できます。
また『赤色』に関しては、やはりフジツボ対策説が
有力なのですネ!?
私も「有機スズ」の色に関しては存じ上げませんが
、TBT溶出によるフランスのカキ養殖被害事件に関
しては調べました。(色に関しては記述無し...)
実は余所のBBSで「艦底色は何故赤い」という話題
が出た際に、明確な答が出ていなかった為に、此処
ならば。という気持ちで立ち上げてみたのです。
ちなみに余所での回答は
i)ブラックタイガー隊が帰還する際に収納口の位置を
見極め易いため、赤く塗られた説。
ii)日野自動車が作ったので底部が赤い説。
などがありましたです。(笑)
きん