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先日、私の親戚が戦艦大和沈没時の生存者の方の講演を聞く機会があり、 その中で、「米軍の航空魚雷は最初に発射する魚雷の後部には磁石が取り付けてあり、 それをあとから来る魚雷が探知して同じところに集中して命中する仕組みになっていたので、 大和は集中防御区画を打ち破られて沈没した」 との話を聞いたというのですが、私は寡聞にしてこの様な装置が存在を耳にしたことがありません。 その方の話ではその装置の為に10数発を集中して被雷したとの事です。 殆どの本の記述では、大和の被雷数は合計でも10本程度と聞きますので、 いまひとつこの話を信じかねているのですが、 こういった装置が実際に存在し、また実戦で使用された事があったのかどうか教えてください。 Faultier |
- そんな仕掛けが仮に有ったところで、わざわざ魚雷の後部に
磁石を付ける必要はないと思います^^;;
戦艦自体が巨大な鉄ですから、こいつが磁気を帯びているんで、
これを探知して誘導するので十分でしょう。
ところで、ほんとのとこどうなんでしょ。詳しい人お願い。
SADA
- 磁気感応起爆装置(信管)の事を勘違いしているようにも思えますけど。それはともかく、そんな魚雷があったら同時に発射したときに、となりの魚雷に突っ込んでいってしまうのでは?
(N)
- Mk13にそんな機構はありません^^;。あれは一般的な触発信管式魚雷です。
大体魚雷後端にそんな強力な磁石を付けたら魚雷がマトモに走らんでしょう。
まぁ偶然に同じ様なところに当たって被害が拡大することは確かにありますけどね。
(伊号六潜のサラトガ雷撃みたいに)。
なお、魚雷を追っかけるという事例としてはウェーキホーミングのMk45魚雷が他の魚雷の航跡波に
ついていってしまうことがあり、これの対策に苦労したという例はあります。
大塚好古
- (質問者です)
皆さん、どうもありがとうございました。
私も親戚には、この話はどう考えてもおかしいので、
おそらく何かのまちがいだろうと言ったのですが、
手元に適当な資料がなく、ここで質問させていただいた次第です。
親戚の話では、この話がそのまま、講演を企画したところの
月報に載ってしまうらしいです(^_^;)
何でも、講演を聞いていた方の中にはこの部分で
「なるほど」と頷く方も多数いたとの事です・・・。
Faultier
- ある文献には、次々被弾して沈黙していく機銃群のなかで左舷のある1基の機銃が奇跡的に健在で果敢に機銃弾を撃ちまくっていたので、それを見た米軍パイロット達が「アレをやっちまえ!」ということで左舷のそのあたりに攻撃が集中したと書いてました。(kazu)
kazu
- 機銃が健在ならむしろそれを避けて反対舷から攻撃すると思いますが…もし本当だとすると、それは爆撃機のほうですね。
ささき