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1549 戦争関連の書物を見ると、陸攻は日本海軍独自の異色的存在とか描かれてますが、陸攻のどこらへんが異色なんですかね?
札幌生飛龍

  1.  この件に関してはいろいろ難しい話もあるようですが、
    海軍が陸上機、しかも双発爆撃機を独自に開発したということ自体、
    かなり異色なことではないでしょうか。

    どんべ

  2. 雷撃を主目的にした双発機って、諸外国に類例はあるのでしょうか?
    NX

  3. 記憶モードですが、イタリアあたりが持ってたような…
    勝井

  4. >双発雷撃機
     イタリアのサヴォイアマルケッティS55飛行艇が「雷撃を主目的に」しています(ただし、実戦での雷撃は行った形跡なし)。本機はタンデム双発双胴という異色の構成をとっており、映画「紅の豚」にもちょこっと出てきます。
     また、三発機になりますが、同じくサヴォイアマルケッティのSM84陸上爆撃機がSM79の雷撃能力向上型として開発されています。
     あとは、どうしようもないマイナー機ですが、フィアットRS14という双発双フロートの水上偵察機が生産型から雷撃機能を付加されています。
    Schump

  5. 陸上からの雷撃を双発機で行うというのはごく一般的な常識でしたので、それ自体は異色でも何でもありません。
    陸攻の特徴は、軍縮条約による水上艦艇の制限を補う為に対主力艦への長距離攻撃を前提として開発された点にあると言えます。九六式から連山に至る長距離攻撃機としての開発目的の明確さが異色と言えば異色たる理由でしょう。また大型飛行艇も対主力艦長距離雷撃または爆撃を行う為のもので、中攻クラスよりも重兵装の攻撃機として考案されています。私はこちらの機種のほうが異色であると思います。
    各機種のコンセプトは別館「真実一路」の「性能標準・爆撃機編」を参照願います。
    ただ、B17の運用構想も、雷撃こそしませんが陸攻とよく似たものです。日本の南方侵攻部隊を洋上で撃破する役目はまず第一にB17に期待されており、その目的に沿うように配備されています。長距離洋上攻撃を多発機で実施するというのもまた常識であった訳です。
    BUN

  6. >4、5
     要するに「副次的に」雷撃をする機体ならいくらでもあるわけで、ボーファイター、Ju88、Il-4、SM79等々、各国にあります。ただ「雷撃メイン」と銘打ったものをさがすのが面倒なだけです。
     九六式/一式陸攻も対艦水平爆撃をけっこう実施しており、プリンス・オヴ・ウェールズとレパルスを撃沈したときも爆弾装備機の方が多かったと記憶しています。
    Schump

  7. 便乗質問ですが、私は双発の銀河のほうが異色な気がするのですがどうでしょうか?


    kyo

  8. ↑言葉がたりませんでした。雷撃、急降下爆撃も出来た双発機ということで異色ではないでしょうか?
    kyo

  9. 「対主力艦長距離攻撃」なんですよ。中攻の任務は雷撃ばかりではありません。
    大型魚雷搭載の長距離雷撃機として中攻は誕生していますが、その後の照準器の発達と徹甲爆弾の開発により、編隊精密爆撃の比重が高くなってゆく傾向にあるのです。マレー沖で爆装機が目立つのは相手が目指す「主力艦」であったからです。

    銀河は日本の爆撃機としては多用途ですが、モデルとなったJu88がああいう機体ですので、機体の性能そのものは置いて、異色の存在とは言えません。陸爆の特徴は陸攻よりも長い航続距離をもって長距離攻撃をすることにあり、陸攻より高速の強襲爆撃機的な性格の機体として発案されています。

    BUN

  10. すでに回答の旬を過ぎているようですが、ボーフォート、及びボウタは、コースタル・コマンド用の双発雷撃機ですね。雷撃メインで、副次的に爆撃と哨戒をやる飛行機、という要求仕様のはずです。
    まなかじ

  11. (補足:マレー沖)
    攻撃参加機は
    ・元山空:九六式×9(偵察)
    ・鹿屋空:一式×26(雷装) ※27機中1機脱落説と最初から26機説あり
    ・美幌空:九六式×59 ※60機中1機脱落か
    で手許資料は一致していますが、美幌空の内訳については、
    ・爆装59
    ・雷装25+爆装34
    の両説ありました(前者なら爆装の方が多い)。しかも同一記事で「美幌は全部爆装」と書いた次のページで「参加機中爆装34機」とある資料まであるので頭が痛いです。師匠、助けてください。
    Schump

  12.  一航艦の銀河がマリアナ沖で実戦投入された時も確か爆装だったと思います。
     
     機動部隊の攻撃隊もそうですが、海戦当時は雷撃よりも爆撃が重視されていた
    のでしょうか。 
    tackow

  13. すると謎なのはイタリア空軍。爆撃メインのSM79の雷撃専用発展型SM79bis(転じて爆走できる雷撃機SM84)の開発に走ったのはどうしたことやら。まあ、ボーファイターも攻撃機化の果てに雷撃メインのTF系を派生させていますから、イタリア人気質などというあやふやなもののせいではないのでしょうが。

    (さらに美幌空)
    勘定に合う想定だと、63機中4機脱落(爆装34+2、雷装25+2)が妥当そうなのですが…
    Schump

  14. 爆装機の機数の勘定も重要だけれど、爆弾の弾種も問題なり。
    BUN

  15. ゴミ…
    >爆走できる雷撃機SM84
    出っ歯カナード、竹槍消煙排気管、アンテナ支柱にファシスト党の旗を勇ましくはためかせ…。
    ささき


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