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Ju87は戦闘機並みの機体強度だったそうです。と言うことは戦闘機は急降下爆撃に耐えられるんですよね。 電信員とかソフト面は無視すれば、戦闘機に懸吊架とブレーキをつければ急降下爆撃機になれるんですか? J |
- 急降下すると壊れちゃう戦闘機も有りますが>隼とか零戦(;_;)
旧式戦闘機をそういった用途に投入することは
スペイン内戦でコンドル軍団が行ってます
P-51はブレーキ備えたバージョン有りましたよね
A-いくつだっけ?>誰かフォローして(;_;)
日本海軍では、彗星でブレーキ無しで突っ込むコトがあるので
少なくとも、彗星より遅い飛行機ならブレーキ無しでも大丈夫でしょう(笑)
SUDO
- P-51の急降下バージョン >
A-36のことですね。アリソン搭載、ファストバックの機体です。
速度もそんなに速くない・・・・。
きっと、もっと語ってくれるヒトが後に続くでしょう。 (^^;;
巣田 夏生
- A-36A アパッチ攻撃機、一説によると「インヴェーダー」と呼ばれたとも(非公式愛称?)。http://www.platon.co.jp/~vought/crazy/images/wpafb1/jpeg/26_24a.jpg に写真を置いてます。「バーベキュー網」と呼ばれた主翼上下のブレーキ、機首下面(ある自称飛行機マニアに「そんな所に機銃を積んだ大戦機なんてある筈がない!と断言された^^;)の連装機銃が写っています。
ささき
- ↑↑↑という事は99式艦爆は零戦より機体が強かったんですね。(なんか違う気が少しする・・・)
J
- ↑どこが不思議かな?零戦は徹底的な軽量化が要求仕様をクリアする
大前提でした。それに対し、急降下後の引き起こしに耐える事が
まず前提となる急降下爆撃機とでは機体の強度は違って当然だと思いますが。
SADA
- 固定脚だから高速が出ないから、引込脚機と比べるのも変かな?と思ったんで。
それに爆撃機が戦闘機より固いのは銃も一つ多いし下手をすると96式艦戦より強いのになるんじゃないかと思ったので。
J
- 機体強度が強い、防弾が固いということは必ずしも空戦で有利なことを意味しません。自ら攻撃位置を選べるだけの運動性がなければ空中標的のように撃ちまくられ、蜂の巣になって落とされる末路が待っています。太平洋戦争初期にはこの手で零戦より遥かに頑丈なP-40やF4Fが一方的に叩かれましたが、のちに急降下速度を活かした編隊一撃戦法で零戦が苦戦させられることになります。飛行機の性能数値だけを並べて強い・弱いを論じるのはナンセンスだと思いますが。
ささき
- 零戦と九九艦爆の急降下制限速度はそう変わらないのではありませんか?彗星にしても・・・。
BUN
- 零戦と隼は急降下制限速度の低さからも判るとおり、前からの荷重には弱いですが、運動性が良い機体ですから、その他の機体強度はかなり高いはずでは?そうでないと運動性を利用してブン回す飛行などできないと思うのですが・・・。
それから、急降下爆撃機はダイブブレーキによって急降下速度を制限していますから、前からの荷重に対する強度はさほど必要ないような気がします。必要なのは爆弾投下後の引き起こしに耐える強度ではないでしょうか?
また、用途によってどこの機体強度を強くするかは違うと思いますので、一点だけの弱さをとらえて「機体強度が低い」と判断するのもどうかなぁと思います。
胃袋3分の1
- 実際には降爆の際の急降下速度はたいしたものじゃありません。
Ju87では500km/hそこそこだったと思います。
第一、降下に入る際にはエンジンはアイドリング状態にまで回転を落とします。
急降下爆撃は、原則としてパワーダイブでは行いません。低中高度から非常な急角度で降下するうえ、降下中に照準などもやってのけなければならないのですから、パワーダイブなど自殺行為です。
どうも、映像についてくる効果音のせいで誤解が広まっているようなのですが、本来は降爆はわりと静かで、ゆっくりしたものだそうです。
まなかじ
- その効果音ってJu87のサイレンの事ですか?
J
- ↑↑「効果音」というのは、ドイツの国策映画で、急降下爆撃の画に「全開のエンジン音(オーヴァーレヴ気味)」をアフレコするという嘘演出を多用していたことです。
Schump
- ↑あの印象が物凄く強烈だったので、現代でも記録映像に音を入れる際のお約束になってしまってますね(T_T)。本当の音はどんなのだか聴いてみたいです。流石にアメリカのエアショーでも急降下爆撃再現なんてのはやりませんから…。
ささき
- Ju87の主脚の付け根にプロペラ付サイレンが装備されていて大音響を発して威嚇していた,,というのは?
Navy
- ↑プロペラ発電機によるサイレン作動は実話です。B型の途中から採用されました。輸送部隊の馬をすくみ上がらせて足を止め(移動目標の停止)、命中率を上げた、などと手許資料にはありますが、ともかく心理効果をねらったものです。
さて、原質問ですが、Me109等の戦闘機で可動風防の側面ガラスに斜め線をペイントしてあるものがあります。これは臨時的に急降下爆撃をさせる場合、地平線と合わせて正確な降下角度を保つためのものとのことです。
Schump
- えーと、結局、99式艦爆と零戦はほとんど強度の差が無いって事でいいんでしょうか。
J
- 伏臥式操縦席の急降下爆撃機が伏臥式大好きのドイツだけでなく、
イタリアでも作られるくらいですから、引き起こしのGは相当なものと
推察されます。(もっとも、降下角度にもよりますが。)
零戦と99式艦爆の機体強度は、よくて同等、
多分零戦のほうが劣るのではないかと思います。
99式が劣るとするなら、折り畳みの蝶番に全ては帰せられるのでは?
SADA